本日も最初は Warming Up としてロングトーンをしましたが、内容は
   盛りだくさんでした。まずいつものひとつの音を出して4拍目からレジスター
   キーを押して12度高い音を出す(低いミからファまで)練習をしました。
   次に低いミから2オクターブ高いミの音まで2拍ずつ半音階で上がって行く
   練習をしました。その次はドから高いドまでタンギングで同じ音を3つずつ
   鳴らしながら上がって行く練習をしました。最初ゆっくりしたテンポでした
   時にはなんとかついて行くことができましたが、その倍くらいの早さで
   吹くように言われた時には舌をつけずに口先のコントロールで誤摩化そうと
   しました(というのもそんなに舌を早く動かしながら息を吹き込むことが
   できないからなのですが)。先生はスタッカートがうまくできるように
   日頃からこう言った練習もしておいて下さいと言われました。
   発表会で演奏する曲の練習は、先にアメリカン・パトロールをしました。
   最初、♩=140のテンポで通して吹いて、その後、部分的に指導をされ
   ました。出だし(アインザッツ)をきっちりと合わせましょう。セカンドの
   ソロに入る前の3小節はクレッシェンドして下さい。セカンドのソロが
   始まって3小節目の終わりのアクセント記号のあるところはしっかりと
   止めて下さい。スタッカートとスラーの指示があるとことは指示通りに
   吹いて下さいなど、細かい指導がありました。先生は、これならテキストに
   あるように♩=152でも大丈夫ですねと言われました。慌てて私は少し
   眼を潤ませて、できれば、♩=140でお願いします。それであれば発表会まで
   になんとか吹けるようにしておきますのでと言いましたが、先生はなおも、
   早くなると息が楽ですよ。♩=140でほとんど吹けているのですから、
   発表会までには吹けるようになりますよと言われました。他の4名の方
   (Iさん、Bさん、Kさん、K2さん N師はフランス出張でお休みでした)は
   異存がないようでしたが、私が再び不可能との意思表示をしたため、先生は、
   それじゃー、次回の練習を終えた時点で決めましょうと言われました。
   匠の方は、練習も本番も先生のピアノ伴奏に合わせて、♩=60で演奏する
   ので、8分音符や16分音符が多いとは言え、なんとかついて行けます。
   先生も、こちらの方は発表会で演奏できるくらいのレベルくらいになっています
   と言われました(といっても私が旋律を吹くのは12小節だけで、Iさんや
   Bさんは25小節でしかも高音の難しい旋律を吹くわけですから、私が早く
   し上がるのは当たり前なのですが)。先生は、旋律を吹く時はなめらかに
   吹いて曲を盛り上げるようにして下さいと言われ、最初の旋律のところを
   少し吹いてレッスンを終えました。
   先生はレッスンの中で、発表会が終わったら3のテキストに入って行きます。
   1月の最終週には購入できますので買っておいて下さいと言われました。
   2のテキストを終えたと言うのは少し恥ずかしい気がしますが、せめて
   発表会ではきちんとした演奏ができるようにしたいと思います。