本日は、ひとつの音を4拍鳴らしてから、レジスターキーを押して12度高い音
を出して8拍吹く、ロングトーンの練習と4分音符、8分音符、1拍3連符、
16分音符でタンギングをしながらドから高いドまで上がる(逆に下がる)練習を
してすぐに今月28日の発表会で演奏する曲の練習に入りました。なにせもう
あと2週間を切ったのですから、レッスンの時間を有効に使わないといけません。
前回フランス出張で不在だったN師も、フランスから駆けつけられました
(本当のところは、昨日の朝帰国されたそうです)。
最初は、アメリカン・パトロールでした。最初、♩=152で演奏したのですが、
出だしでこけてついていけなくなり、真ん中あたりから少し吹けるようになり、
終わったという感じでした。レッスンが始まる前に待ち合いでIさんに話した
のですが、Albumに添付されているCDが破損したので、もう1冊Albumを
購入して、一昨日、そのCDに合わせて、♩=152のテンポで20回吹いて
みたのですが、3分の1は半分くらい、もう3分の1は6割くらい、残り
3分の1は7割くらいしか吹けませんでした。やはりこの曲をうまく演奏
するために最も大切なのは、出だしで、低いソ低いラ低いシドドド低いシ
ドレのところをいかにうまくぴったり合わせられるかどうかで前半の演奏の
是か非かが決まるのです。先生もそのことを強調され、最初は5回程出だしを
練習しました。他にもいくつか演奏がやりにくいところ(生徒が吹き難そうな
ところ)をピックアップされて指導されました。ずっと先生が弾かれる電子
ピアノを伴奏に吹いたのですが、結局、先生は、♩=152は難しそうなので、
本番は♩=142のテンポで演奏することにしましょうと言われました。
♩=140ではなかったのですが、♩=152のようにほとんどついて
行けないということはないので私は胸をなで下ろしました。
次は、匠でした。一度通して吹いた後、細部について指導がありましたが、
先生は、とにかく旋律を滑らかに吹いて下さい。旋律以外のパートを吹く時
には旋律に合わせて優しく吹くように心掛けて下さいと言われました。最後に
旋律のところだけ、旋律以外のところだけを先生のピアノ伴奏に合わせて、
それぞれ1回ずつ演奏して、レッスンを終えました。
レッスンの中で先生は、発表会は1月28日の午後1時30分から始まりますが、
このクラスは8番目で午後2時17分に演奏が始まる予定になっていますので、
できれば午後1時30分には会場の京都文化博物館にいらして下さいと言われ
ました。一昨年と同じ会場で懐かしい気もしますが、とにかくアメリカン
・パトロールをいかに無難に吹きこなすかが問題で、粗相のないように
頑張って練習しておこうと思います。
帰りはN師と一緒に烏丸駅の改札口近くまで行きましたが、N師は、「こんに
ちは、ディケンズ先生」(船場弘章著 近代文藝社刊)を楽しく読ませて
もらいました。うたい文句にあるように、ユーモアとウィットにあふれた小説
だと思いましたと感想を述べられました。私は、ありがとうございます。
これから一攫千金を夢見て精進しますと言おうと思いましたが、「お仕事、
お忙しいでしょうから、お身体をご自愛下さい」と言って帰途に着きました。