本日は発表会でしたが、午後1時30分までに会場に来て下さいと
先生が仰っていたので、出発前にたっぷり自宅で練習することができました。
最近は日曜日の練習の時にアメリカン・パトロールを20回、匠を5回
吹くのですが、本日もそれをしてから家を出ました。
会場は京都文化博物館で、私は午後1時ちょうどくらいに着くことができ
ました。私たちのグループでは一番乗りということで、N師が20分ほど
して来られるまでは手持ち無沙汰にしていました。女性4人は演奏が始まっても
会場の席に着かれることなく(Iさんは一度会場に入って来られました
が、すぐに出て行かれました)、私は演奏が始まるとN師とふたりでくつろいで
見ていました。そうしていたところ、他のメンバーの女性4人が組み立てた
クラリネット持って舞台の袖の入口のところにやってくるのが見えました。
私は、<おかしいな、午後1時55分からチューニングルームの前に
ということだから、そろそろ控え室に上がろうかと思ったけど、遅かった
かな>と思って、Bさんに声を掛けたところ、1時55分からでよいと
言われましたが、そろそろ準備に行ってもよい時間だったので、N師に
お声をお掛けして一緒に控え室に行きました。しばらくして女性4人がおら
れたところに戻るともうそこにはおられず、チューニングルームに入って
おられました。N師と私が部屋に入ってすぐにみんなで音合わせをして、その後
各自で練習をしました。10分程してそこを出て、順番が来るのを待ちました。
チューニングルームでIさんが、昨年は自分がインタヴューに答えたので、
今年は男性どちらかが受けてもらえませんかと言われました。N師は、
「小説のネタに使えますから、Fさんされるといいですよ」と言われました。
私は、「それもそうですね」とは言いませんでしたが、受けることにしました。
少しして前の順番の演奏者が舞台に立ち、BGMが鳴り始めましたが、突然、
「この曲とちゃうでー」(と言ったかはっきり覚えていませんが)と声が
上がりました。BGMを間違えられたようで、そのため順番が入れ替えになり、
私たちのグループが先に演奏することになりました。かえってこれがよかった
のかもしれません。というのも舞台の袖で3〜5分待つことになると緊張して
来ますし前のグループがうまいとプレッシャーもかかってくるのです。それが
なくすぐに演奏に入れたのは、もしかすると日頃の行いがよかったからかも
しれません。
演奏は自宅でみっちり練習をしたので指の動きもよく、Kさんと一緒にする
ソロのところが少しだけぎこちなかったのと何回かピッピッとなったくらいで
大勢に影響なく演奏を終えました。演奏後、インタヴューを受けましたが、
司会者からの質問に私は、今回で3回目の出場です。今回は同じクラスの人
たちと演奏しました。最初、緊張して指が動かなかったのですが、後半からは
(みんなの気持ちがひとつになって)音で結ばれてよい演奏になったと思います
と答えました。舞台の袖で私のインタヴューを見ていた先生は、インタヴュー
終了後、にっこり笑われたので、演奏も受け答えもそつなくできたのだと思い、
ほっとしました。
演奏終了後は、N師と他の人の演奏を少し見た後(3人のクラリネット奏者による
モーツァルトのディヴェルティメント(抜粋)は圧巻でした)、ふたりで
四条河原町近くの名曲喫茶築地に行きお茶を飲んで帰宅しました。