本日もいつものように、ロングトーン、指慣らし、タンギング(といっても
これは前回からですが)、B♭ Major Scale の音階練習をしましたが、その
後でトリル・キーについて学びました。ここで自分なりの解釈でトリル・キーに
ついて説明させていただきますと、半音あるいは全音の隣同士の音、例えば
ラとシ・フラット(半音)やラとシ(全音)の音を連続して演奏しやすくする
ために前者の場合には10bisキーを、後者の場合には11のキーを使用します
がこの10bisキーや11のキーのことをトリル・キーといいます。テキスト
では他に10bisと11のキーを一緒に押したり(シ・フラットとド)、7と8
のキーを一緒に押したり(ファとファ・シャープ)、9のキーを押したり
(ファとソ)して連続する音を演奏しやすくしています。また演奏にアクセント
をつけるためにトリル・キーを何回か続けて押す(正確に言うと押したり離したり
する)こともあるようです。またドとレのように連続する音がスムーズに移行
できる場合には特にトリル・キーを設定する必要はなくそのままドレドレドレと
いうふうに押さえればよいようです。トリル・キーについては今回だけでなく
次回も説明しますと先生は言われ、トリル・キーを何ヶ所か出て来るExercise
のメロディーを吹くところまでは行きませんでした。
クリーニング・スワブを通して管内の水分を拭き取っている時に先生から
5月6日に行われる、「アンサンブル勉強会&発表会」についてのお知らせが
ありました。毎年先生がコンサートをされている奈良の「アートサロン空」で
生徒が発表会をするもので、演奏前にミニレッスンもして下さるようです。
参加費は必要ですが、外部の人との共演も可能と言われていますので、いつか
職場の人を誘えるくらいうまくなれればいいなと思いました。それよりも
今のクラスの人とできればいいと思いますが、発表会のように頻繁に練習でき
ないので、満足できる演奏とするのはかなり難しいようにも思います。先生が
せっかくの機会を作って下さったのですから、今回は無理であっても、いつか
活用できればと思いました。
Albumは前回と同じく、「元気を出して」でしたが、今回はさほど早くなかっ
たので、最後の転調するところ以外は何とか吹けました。次回はCDに合わせて
演奏してもらいますと先生は言われ少しそれを掛けられましたが、ずっと先生の
ピアノ伴奏で演奏すると思っていた私は、CDがあるのなら私にも分けて下さい
と言いたくなりました。
帰りはN師と一緒でしたが、N師は、仕事が忙しいので「アンサンブル勉強会
&発表会」には参加できません。Fさん、頑張って下さいと言われました。
私は、Albumの次の曲がモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」で
素晴らしい曲なので、時間を掛けて練習させてもらえるのなら、同じクラスの
方と一緒にしたいとも思いましたが、N師には、お仕事頑張って下さいとだけ
言ってお別れしました。