本日は、レッスンが始まる前に発表会の写真を販売しているのを見たので、少し
   その写真を見ました。いつもと変わらず風采の上がらない私の顔でしたが、口元の
   ところがそれらしく膨れているのを見て、これを見ると以前より少しはましな音が
   出るようになったかなと思いました。それにしても20年前に買ったセーター
   (でも一応スコットランド製です)と7年前に買ったクリーニングざらしの綿の
   スラックスではかなり貧乏臭いなと反省した次第でした。
   レッスンでは、いつものようにロングトーン、指慣らしをした後、B♭ Major
   Scale の音階練習をしました。そして前回も学習した、トリルの練習をしました。
   本日はトリルが4回出て来る、Exerciseをしました。前回の日誌に書きました
   ように。音符の上にトリルのマーク(tr〜〜〜〜こんな感じです)が付いていると
   そのひとつあるいは半分上の音を鳴らしそれを何回か続けるのです。前回では
   具体的な回数を先生は言われませんでしたが、今回は、1拍で8回(例えば、
   ドレドレドレドレ)やって下さい。テキストの最初のトリルはシ・フラットの付点
   2分音符の上にありますので、シ・フラット高いドシ・フラット高いドシ・フラット
   高いドシ・フラット高いドシ・フラット高いドシ・フラット高いドシ・フラット
   高いドシ・フラット高いドで最後はシ・フラットで1拍吹いて下さいと言われました。
   トリルのところだけを少しして、Exerciseの曲全体を吹きましたが、テキスト1
   やテキスト2と違って、練習用のCDが付いていないため、自分でリズムを刻んで
   練習しなければならず、どうしてもきれいなメロディとならない私は授業でメロ
   ディを掴んでから練習しようと考えたのでした。最初に先生はきれいなメロディを
   丁寧にゆっくり電子ピアノで弾いて下さいましたが、生徒が演奏する時に先生は
   最初こそゆっくりと伴奏されたのですが、だんだん早くなり、しかもトリルの
   ところは指定通りに吹くと言うかなり難易度の高いことを要求されたのでした。
   その途中でタクシーで駆けつけられたN師が入って来られ、少し冷静になり
   ましたが、やはりテキスト3はものすごいハイレベルなのだと再認識しました。
   でも美しい旋律がある程度吹けるようになり、テンポもそれほど早くないので
   次回までにしっかり練習しておこうと思いました(それでもCDなしの自宅での
   練習ははっきり言ってきついです)。
   クリーニングスワブを通して管内の水分を拭き取った後、Albumに移りました。
   前回に続いて、「元気を出して」でしたが、今回もトリル・キーの練習が長く
   かかったため、10分程の時間の間にCDに合わせて1回吹き、先生からの
   解説を聞きました。最後のところでニ長調から変ホ長調に転調するので、
   先生はその主要和音を電子ピアノで引かれ解説されました。先生は、転調後は
   より明るいイメージになりますが、タイトル通り最初から「元気を出して」
   吹くようにして下さい。次回は1人ずつ指定のところを吹いてもらいますと
   言われレッスンを終えました。
   レッスン後、N師と発表会の写真を見ましたが、買われると言われたので私も購入する
   ことにしました。帰途、N師から、最近は週2回カラオケ喫茶に行き練習するように
   なったので、店員の態度が変わったというお話を聞き、私は少し安心しました。