本日は、アンサンブル勉強会&発表会ということで、家を午前8時30分
過ぎに出発しました。4連休の最終日だったので、私は毎朝1〜2時間練習
して本番に臨みました。演奏曲目はヴィヴァルディの「四季」から冬の
第2楽章ラルゴでゆっくりしたテンポなので慌てることはないの
ですが、聴衆の前でクラリネットを一人で(ピアノ伴奏はありますが)
演奏するのは初めてなのできっと緊張するだろうと思っていました。
近鉄学園前駅についたのが、午前10時30分過ぎだったので、ホーム
にあったドトール・コーヒーに入り腹ごしらえをしました。会場の
アートサロン空(以前、ここで先生がライヴをされ聴きに来たことが
あります)に着いたのは午前11時前で、その時先生は2人の生徒さんと
演奏の練習をされていました。先生はこのように発表の時に生徒と演奏
するだけでなく、都合で勉強会に参加できなくなった(発表会だけ参加の)
グループのために一緒に練習したり、生徒の横に立って指導されたりと
ひとりで忙しく会場を動き回っておられました。結局、ソロも合わせて
12のグループに13の曲を指導されていました(1つのグル−プは
ファーストとセカンドが入れ代わって2曲されました)。
控え室で自由に練習してもよいと言われていたので、午後1時からの
勉強会(レッスン)を受ける前に20分ほど音出しをしました。
私の前の順番の女性がレッスンを受けられる頃に、私は席に戻りました。
この女性からピアノ伴奏付きでのレッスンがはじまり、私を含め7人が
ピアノ伴奏でクラリネットを演奏しましたが、一人の方はピアノの先生
(男性)の伴奏でなく職場の部下の方と演奏をされました。生徒と見学の
方を合わせても30名くらいの参加者だったのであまり緊張せずにすんだ
のですが、人前に立ってピアノ伴奏に合わせて演奏しないといけないわけ
ですから、大変でした。それでも出だしは自分が演奏を始めたら、ピアノ
の先生(石橋先生)が合わせて伴奏を始めて下さるので楽でした。
その後も最後までタタタタという伴奏が続くのですが、最後の所が
3拍吹いて6拍休み4拍吹いて終わるというものだったので、先生から
「最後はきっちり伴奏に合わせてくださいね」との指導がありました。
こんな感じで余りしんどい思いはせず、レッスンは終えました。もうひとつ
2オクターブ高いレの音を出す所がきれいに鳴らせるようにと先生から
指導があったので、もう一度控え室に行って10分ほどそこだけを練習
しました。会場に戻り20分ほど待っていると、発表会が始まりました。
4番目ということで3番目の演奏の拍手が終わると同時にレコーダーの
スイッチを入れ、舞台(といっても客席は50ほど折り畳み椅子を並べて
いるだけなのですが)へとあがって行きました。まあ、お聴きいただくと
わかりますが、3年と2ヶ月足らずの人ならこれくらいかなというものです
(それに胸のポケットに入れて録音したので音が歪むところがあります)。
それでも先生は(生徒を励ますのが上手なので)、無難に吹けた所をほめる
だけにされました。連休3日間クラリネットの練習をしてわざわざ奈良に
やって来て吹いてくれた人に感謝の気持ちを示そうと言う感じで、明るく、
「Fさん、よく吹けてましたよ。終わりの所もぴったり伴奏に会っていたし」
と言われました。先生から、打ち上げに行きませんかとのお誘いがあり
ましたが、帰りに2時間以上かかるので、「すみません」と言って
帰宅しました(つき合い悪かったかもしれません)。