本日は、レッスンの前に時間があり10分くらい前までにIさんとKさん
が来られたので、5月6日の演奏会を録音したものを聴いていただき
ました。お二人はうんうんと頷きながらデータレコーダー(YAMAHA
C24)を返してくださいました。自分で言うのもなんですが、前半は
緊張したためミスやピッという音が5ヶ所ほどありますが、中程にある
トリルを吹いてからはほとんどミスなく終わりまで演奏できました。
それでも高音を出す所が荒々しくなったり、ワイシャツの胸ポケットに
入れて録音したため音が少し歪んでいます。まあそれでも曲がりなりにも
最後まで伴奏から外れることなく(石橋先生は合わせるのが大変だった
かもしれませんが)、最後まで吹けたのはよい記念になったと思います。
本日は久しぶりにN師が初めからレッスンを受けられたので、いつもより
活発な質問や意見が生徒から出されました。いつものように、ロングトーン、
指慣らし、音階練習(今日から、C Major Scaleでした)を終えた後、
CHAPTER13の3つめのExerciseをしたのですが、一度みんなで吹き終えた
後で、N師は、8小節目の後ろの所にdolceとありますが、これはなんですかと
尋ねられました。先生は、お菓子を意味するイタリア語で、甘く、やわらかに
演奏してくださいという指定がされていると思って演奏してくださいと
説明されました。そうしてこのExerciseをもう一度演奏して、先生は、今日は
リードのことについて少し説明をしておきましょう。リードは一箱に10本
入っていますが、購入したら1本ずつ使って行くのではなく、10本入る
リードケースに収納して、自分に合ったものを使用して行きましょう。
よいリードは寿命が来るまでは使用できますので、そのまま使い続けますが、
自分に合わないなと思ったものは、新しいものに変えて行きましょう。
そうすれば使いやすいリードが常に数本手元にあることになり、安心して
演奏できます。私の場合は、同じメーカーの同じタイプのリードを10本
入れたリードケースを数箱持っています。みなさんも10本入りのリード
ケースに自分の使用している、例えばヴァンドレンの青箱の3のサイズの
ものを10本入れて、その日に一番コンディションがいいと思われるリード
を使われるといいですよと言われました。私は、自分は貧乏性がしみついて
しまっているので、1本のリードを大切に使って、3ヶ月ほどして寿命が
来たら新しいものと交換するようにしています。リードの包装を開封すると
劣化が始まり3ヶ月ほどですべての寿命が来てしまい、使えなくなるような
気がするのですがと尋ねると先生は、寿命が3ヶ月ということはありません。
使えないなと思った時点でそのリードだけを新しいものに取り替えればよい
のですと言われました。
クリーニングスワブで管内の水分を拭い取った後、きょうも、アヴェ・
ヴェルム・コルプスをしましたが、主にセカンドとサードのハーモニー
をされたので、ファーストのIさんと私はあまり吹くことがありません
でした。
帰りはN師と一緒でした。帰途、N師にも5月6日の発表会での演奏を
聴いていただきました。お褒めの言葉をいただいたので、発表会の
記念にもらった、ヴァンドレン銀箱の3.5のサイズのリードの
3枚のうちの1枚とその演奏会のために先生に編曲していただいた楽譜を
N師にさし上げました(家にコピーがあります。ご安心を)。