本日は、いつものロングトーンの練習だけでなく、引き続きタンギング
     の練習もしました。4分音符、8分音符、8分音符の3連符、16分音符
     でタンギングをしましたが、いつもと同様歯切れが悪く、舌をリードに
     つけずに)口先だけのタンギングで終わってしまいました。指慣らし、
     B♭ Major Scale の音階練習をした後、先週もしたExerciseをしました。
     最初は私は他の方々と別メニューで(ゆっくりしたテンポで)練習させて
     いただいたので、5回目の演奏で最後までついて行くことができましたが、
     アーティキュレション(スラー、スタッカート、テヌート)はさっぱり
     でした。8分音符が4つ続くところは前半スラー、後半スタッカートと
     なっているのですが、ずっとスラーで吹いてしまいました。相変わらず
     同じことを続けている自分が情けなかったのですが、次の Rhythm and
     Chord は高いミと高いファをリズムに合わせて吹くだけだったので(C、
     A7、Dm7、G7のコードを習いましたが、今回は3つに分かれて私は高い
     ミと高いファを吹くだけでした)、落ち着きを取り戻しました。でも
     Rhythm and Chord の次回の時にはアップテンポでメロディを吹くので
     きっとあたふたすることでしょう。
     クリーニングスワブを通して管内の水分を拭い取った後、Album の
     アヴェ・ヴェルム・コルプスに移りました。練習に入る前に、先生は
     この曲について少し解説をされました。この曲はモーツァルトが作曲した
     宗教曲で演奏していると敬虔な気持ちになり心が高揚してきます。
     この曲の雰囲気を壊さないためには、なるべく途中で切らないようにして、
     できれば8小節を一息で吹くような気持ちで吹いて下さい。後半に
     入る時も一旦息を継ぐのは避けて入ってすぐのところで目立たないように
     継いで下さい。以前、息継ぐ箇所を指定しましたが、それ以外はできるだけ
     息を継がないようにして演奏して下さいと説明されました。前回は、
     セカンド、サードのパート練習が長く、ファーストの練習時間が短かった
     のですが、本日は最初にファーストだけで通して吹かせてもらえました。
     私は、できるだけIさんの演奏の邪魔にならないように音程、タイミングを
     合わせてついて行きましたが、同時に自己主張することも怠りませんでした。
     曲が盛り上がるいくつかの箇所はできるだけお腹に力を入れて大きな音で
     楽器を鳴らしました。その後セカンド、サードが後半のところを練習し
     最後にみんなで最後の箇所を練習して、本日のレッスンを終えました。
     本日も帰途はN師とご一緒しましたが、にっこり微笑んで、Fさん、今日も
     いい音出てましたよと言って下さいました。私は、Exercise は今日も
     駄目でした。もっと練習しないとと言うと音楽教室のあるビルを出た
     ところでN師は、今日はここで失礼しますと言われました。しばらく
     歩いて阪急電車(市営地下鉄)の入口のところまでやってくると、Iさん、
     Kさん、Bさんがおられ、会釈すると3人が笑顔で応えて下さいました。
     勘違いでなければ、私のアヴェ・ヴェルム・コルプスの演奏は同じクラス
     の方たちに気に入ってもらえたのだと思います。