本日は、レッスンが始まる前に私から先生に謝罪しました。というのも
前回のレッスン前に先生からコンサートのチラシをいただき、コンサートに
出席させていただきますので私がリクエストした曲をアンコールで演奏
してくださいとまで言ったのに、その日は東京でLPレコードコンサートを
することになっていることに後で気付いたからでした。私は、先生に
リクエストしていたのに、その日は東京の名曲喫茶ヴィオロンでLPレコード
コンサートをすることになっていてどうしても行けないことに後で
気付きました。どうもすみません。今回はシェロモ・ミンツの特集ですが、
ご存知ですか。知らないですか。はははと言いました。先生は、用事がある
のでしたら、仕方がないです。また次の機会にでもと言われました。私は、
モーツァルトのクラリネット協奏曲を全曲通してコンサートで聴ける機会は
そうないと思いますので、行きたかったのですが...。また、この曲を聴ける
機会を作ってくださいとお願いすると先生はにっこりと微笑まれました。
本日はロングトーンの練習、指慣らし、G Major Scale の音階練習を
した後、このところずっと頭を悩ましている、CHAPTER14の2つめの
Exercise をしました。とにかくこの曲は、最低音の低いミから1オクターブ
高いラまで目まぐるしく上下し、イ長調でシャープが3つついているし、
アーティキュレーションの指定も細かいし、指定のテンポも♩=96と
早いテンポだしととても難しい曲なのです。先生は、最初は♩=76で
やってみましょうと言われ、私も最初の2小節だけは吹けましたが、
後は目まぐるしく突き進んで行くメロディのなかで、私のクラリネットが
2回ほどピッ、ピッと調子はずれな音を出しただけでした。こういう時には、
K2さんと特訓をするのですが、この時もそうでした。最初さらにゆっくり
とした先生のピアノ伴奏で通して吹きましたが、それでも半分くらいしか
吹けないため、部分的な練習をしました。そののち先生は、最後の
4小節(3段目)が一番難しいところなのでそこを何度も練習してください。
通して練習するのは体力がいることですからと言われました。その後、
♩=88でIさん、Kさん、Bさんが吹かれましたが、いつものように
上手に吹かれました。先生は、この曲は指定通りに♩=96で吹けるように
なってください。こんな感じになりますと言って、お手本を示されました。
演奏後先生は、この曲は練習曲としてとてもよい曲なので、折りに触れて
吹いていただきますので、日頃から練習しておいてくださいと言われました。
クリーニングスワブを通して管内の水分を拭き取った後、CHAPTER14の
3つめのExerciseをしました。先生のピアノ演奏でメロディを頭に入れた
後、通して吹きました。トリルや装飾音がありますが、メロディが馴染み
やすいので、吹きやすいかもしれません。その後Albumのサムワン・トゥ・
ウォッチ・オーバー・ミーをしました。本日はパート毎の細かい指導が
ありましたが、スローテンポのハーモニーがきれいな曲は極めようとすると
時間がかかりますと先生は言われ、前半の部分を細かく指導され、本日の
レッスンを終えました。
本日もN師がレッスンに参加されず、「こんにちは、ディケンズ先生」
船場弘章著 近代文藝社刊のことについてお話しできませんでしたが、
次回は来られると言っておられたので、それまでに胸を張って語られる
ネタが出てくればいいなと思いました。帰途、阪急烏丸駅の入口のところに
Iさん、Kさん、Bさんがおられたので、一人一人に挨拶して階段を下りました。