本日は、久しぶりに最初から全員揃ってのレッスンとなりました。
先生はそれを見られて、うれしそうに、来年の1月26日に発表会
がありますので、みなさんぜひ参加してくださいね。お好きな曲を
されたらいいですよと言われました。先生はAlbumをぱらぱらと
めくられ、サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミーは堪能する
くらい吹かれたので、10月はじめからまた練習するという
のは...。そうですねー。そう言われて、またAlbumをぱらぱらと
めくられました。次に練習する「時代」(主旋律のみ)やその次の
「早春賦」(2部合奏)を演奏するのは...。そこで私は助け舟を
出しました.ぼくは、「バークリー・スクエアのナイチンゲール」
という曲が大好きなのですが、誰かご存知ではないですかと言い
ました。......。というわけで、何事もなかったようにレッスンが
始まりました。
いつものようにロングトーンの練習と指慣らしをした後、F Major
Scale の音階を吹く練習をしましたが、先生は、これから練習する
Exercise もそうですが、F Major はファラドの分散和音がきれいで
随所に出てきます。この部分が途切れないように美しく吹けば、
際立って上手に聞こえますよと言われました。その Exercise は
ここのところ練習している曲で、なんて美しい曲かと思っていた
のですが、なるほどそういった分散和音が3ヶ所出てくるのでした。
Exerciseは先生から、みなさんよくできましたとのお墨付きをいた
だいたのですが、次の Jazz Articulation はうまくいきませんでした。
やはり、リズムとアーティキュレーションの習得のための練習曲
なので気になるメロディがあまりなく、ただ吹くだけということに
なってしまうのです。Exercise でしばしばでてくる美しいメロディが
あれば、もう少しやる気がでるだろうになと思いました。
クリーニングスワブを通して管内の水分を拭い取った後、Album の
サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー へと移りましたが、
先生は、今日はみなさんお揃いですし、仕上げましょう。それでは
私のピアノ伴奏に合わせて、最初から演奏してくださいと言われました。
そのあと最後のところだけを3回練習した後、CDの伴奏で通して吹き
ました。生徒の皆さんはどなたもこの曲をお好きなようで楽しそうに
演奏されていましたが、そういうこともあってか、先生は、この演奏に
対してもよくできましたと言われました。
帰りはN師と一緒でしたが、いつものように、Fさん、今日もいい音
が出てましたよと言ってくださいました。さらにいつものように私が
書いた小説「こんにちは、ディケンズ先生」船場弘章著 近代文藝社刊
へのお褒めの言葉もいただきました。装丁が美しく、イラストも楽しい
ので、大きな書店の目立つところに置かれればきっと目を引くでしょうと
言われました。私は、とにかく少しでも多くの書店に陳列していただき
手に取っていただきたいというのが、私の切なる願いなんです。今週末には
東京の書店30ヶ所の書店にお願いに行きますと言いました。N師は、
そういう瞬間、瞬間が意義ある充実した時と言えるので、ぼくはFさんを
羨ましく思いますよと、にっこり笑顔で言われたので、Nさんもお仕事
頑張ってくださいと言って、阪急烏丸駅の改札のところで別れました。