本日はレッスンに入る前に、私が先生に発表会で演奏する曲目の提案を
     しました。2曲の提案をしたのですが、いずれも思い出深い、私が
     クラシックファンになりたての頃に知った曲です。ひとつは、ラフマニ
     ノフのヴォカリーズ(この曲は、今から30年以上前にNHKFMで「夜の
     停車駅」(江守徹さんの語り、詩の朗読がすばらしかったのですが、
     ご存じないですか)という番組のテーマ曲に使われていて、使われたのは、
     アンナ・モッフォの独唱による演奏でした。もうひとつは、レスピーギの
     リュートのための古風な舞曲とアリア第3番からシチリアーナです。この
     曲もNHKFMのクラシック・リクエストという番組のテーマ曲でした(曲の
     解説は藁科雅美さんがされていました)。私は下手とわかっていながら、
     その二つの曲の最初のところを吹いてみました。その努力を認めてくだ
     さったのか。先生は、「ヴォカリーズの方は3部合奏になっているので、
     検討します。他のみなさんはどうですか」と尋ねられましたが、特に反対
     という方がなかったので、問題がなければ、思い出深い曲を発表会で演奏
     できそうです。発表会では2曲するので、先生は、もう一つは早いテンポの
     明るい曲がいいですねと言われました。N師は、宮崎駿メドレー、特に
     トトロがよいのではと言われました。先生が、それではその楽譜は次回
     までに探しておいてくださいと言われたので、楽譜マニアの私が少し
     探してみようと思いました(というのも、私は絶対吹けないような曲の
     高額な楽譜を購入してるのですから。でも、ディーリアスのアパラチアの
     楽譜が6,000円と言われた時はさすがにあきらめました)。
     本日から、テキストもAlbumもCHAPTER15ということで、Warming Upの
     内容も少し変わり、Scale も D Major に変わりました。レから2オクターブ
     高いレまで上がるので、なかなか厳しいです。次回までによく練習しておこうと
     思いました。Exercise は8分の6拍子でアーティキュレーションがややこしい
     曲ですが、あまりはやくないので、なんとかついて行けそうです。
     クリーニングスワブを通して管内の水分を拭い取った後、Albumの時代を
     しました。この曲は、私が高校1年か2年の時に流行っていた曲で、懐かしく
     カラオケで2度ほど歌ったこともある曲です。先生は、この曲は3連符の
     練習のための曲ですと言われましたが、譜面に83の3連符がありました。
     3連符というのは8分音符が3つ並んだものと思ったのですが、4分音符と
     8分音符、4分休符と8分音符、8分休符と8分音符の2連符なども3連符
     であることを知りました。先生がレッスンの最後に、一度通して吹いてみま
     しょうと言われ、BGMをバックに吹いたのですが、途中でどこを吹いているか
     わからなくなり、反復するところすべてを飛ばしてしまいました。
     帰りはN師と一緒でしたが、私の本「こんにちは、ディケンズ先生」船場弘章著
     近代文藝社の方はどうですかと尋ねられましたので、先週、関西大学の図書館の
     ホームページに掲載されました。母校(立命館大学)は最初から掲載されている
     ので、あと同志社大学と関西学院大学の図書館のホームページに載るとうれしい
     のですが、でも最近は図書館のホームページの掲載があまり伸びないので、来週
     愛知県の公立図書館に寄贈に行こうと思っていますと言いました。N師が、
     Fさん今日もいい音出ていましたよ。頑張ってくださいと言われたので、私も、
     お仕事頑張ってくださいと言いました。