本日は、レッスンのスタート時点でBさんと私しか来ておらず、最初の
     ロングトーンの練習はBさんとふたりでしました。しばらくするとIさんと
     N師が教室に入ってこられ、4人でレッスンが再開されました。
     指慣らしやD Major Scale の音階練習レファラの分散和音の練習をしま
     したが、先生から、Fさんいい音が出ていますよ」とお褒めの言葉を
     いただき、気をよくして Exercise の練習に入りました。8分の6拍子で
     8分音符のスラーの後にスタッカートが入る(これをターヤッタと言い
     ます)ところが16小節で計12回出てくる他は吹きやすい明るい曲
     でした。先生はこの曲がお好きなのか、計4回演奏しましたが、高音が
     きれいに出たので安心しました。
     クリーニングスワブを通して管内の水分を拭い取った後、Album の
     時代をしました。先生は、前奏に続く8小節がフルートの伴奏も加わり
     ややこしいですが、他には特に難しいところはないと思いますと言われ、
     2回BGMに合わせてみんなで通して吹きました。2回目の演奏を終えた後、
     先生は、みなさんよく出来ているので、今回で終わりにしてもよいのです
     が...と言われました。
     ここで時計を見ると午後7時40分で終了の時間までまだかなりありました。
     先生は、今から発表会の曲について検討しようと思いますが、まず、先週、
     Fさんから提案があった、ラフマニノフのヴォカリーズです。とりあえず
     みなさんで吹いてみましょうと言われ、生徒4人でファーストを演奏し、
     先生がピアノでセカンドとサードを弾かれました。演奏後、先生は検討して
     みたのですが、セカンド、サードのパートが地味で曲自体暗いので...、
     他の曲の方がよいと思います。たとえば同じ楽譜集のモーツアルトの
     アイネ・クライネ・ナハト・ムジークの第2楽章は編曲もよくできていて
     明るい曲なのでいいと思います。こちらは候補に挙げてもいいと思います。
     他に何かないでしょうか。前回のレッスンでNさんから、ジブリの名曲
     メドレーのリクエストがありましたが、なかなかいいのがありませんでした。
     Nさん、他にいいのがあれば、仰ってくださいと言われました。N師は、
     今年デヴュー50周年のビートルズはいかかでしょう。イエスタディ、
     イン・マイ・ライフ、ヒア・ゼア.アンド・エヴリウエアーなんかは
     愛聴曲なので検討していただければ、うれしいのですがと言われました。
     先生は、イエスタディ、レット・イット・ビーなんかの楽譜はよく見ますが、
     イン・マイ・ライフやヒア・ゼア.アンド・エヴリウエアーはよく知らない
     のですと言われたので、N師はすぐに両方の曲をハミングされました。
     先生がよくわからないと言われたので、私が加勢してイン・マイ・ライフ
     の方だけ先生、Iさん、Bさんに理解していただき、本日のレッスンは
     終わりました。
     帰りはN師と一緒でしたが、N師は、Fさん今日もいい音出ていましたよ。
     高い音もきれいな音で出ていました。私は相変わらず、1オクターヴ高い
     シの音から上はきれいに出ないんですよと言われました。私は、前にも
     お話ししましたが、ヴァンドレンのCL5というマウスピースにかえてから
     ぴっという音がほとんどしなくなり、息も難なく吹き込めるようになりました。
     Nさんも使ってみられたらと説明しました。またN師が、「こんにちは、
     ディケンズ先生」船場弘章著 近代文藝社刊の方はどうですかと言われたので、
     ちょうど1年になるのでどれだけ売れたか教えてもらえるのですが、あまり
     自信はありません。今のところはたくさんの人の目に触れるように公立図書館、
     大学図書館においてもらうようお願いする段階です。10年くらいして
     売れ出した本もあるようですので、気長にやっていきたいと思っていますと
     説明しました。