本日のWarming Upは、いつもする指慣らしとG Major Scale の音階練習を
     せずに、ロングトーンとタンギングの練習をしました。それにしても、
     タンギングの練習をすると、下手でまだまだ初心者に過ぎないのだと思って
     しまいます。今日は先生の席のすぐ横だったので、すぐに先生から指導が
     入りました。先生は、Fさん、下の歯とマウスピースの間に下唇を挟んでない
     のではないですかと言われました。私は、下唇を挟まないと音が出ないのでは
     と思いましたが、そうだったかなと首を傾げて赤い顔をしました。先生は
     さらに、そうそういう風にしないといけませんよ。それから、息を入れるのは
     口とクラリネットの隙間から入れるのですよと言われました。私はまた
     赤い顔をして首を傾げて、ああー、そうでしたねと言いました。
     Warming Up が終わるとすぐに発表会の曲の練習に入りました。最初に
     シンコペーテッド・クロックを練習しました。最初は、Bさんと私だけで、
     ファーストを吹いたのですが、ゆっくりとしたテンポに落したのにも
     かかわらず(でも、先生のピアノ伴奏で吹くのはいつもながら楽しいです)、
     3ヶ所の難しいところは指が廻らず、間引きで吹いてしまいました。
     それでも、Bさんの演奏が完璧だったので、先生は、それではセカンドさん
     吹いてください。その間、ファーストさんはスワブを通しておいてください
     と言われました。今日はIさんがセカンドをすることになったので、ファースト
     は、Iさん、N師、K2さんの3人でした。どちらかと言えば、セカンドの方が
     難しいので、N師も苦労されていました。通して吹くだけというわけには
     いかず、先生が細かい指導をされました。その後、ファースト、セカンドが
     一緒に吹きましたが、通して吹くだけでも難しいのにさらに合奏すること
     など果たしてできるのだろうかと思いました。
     アイネ・クライネ・ナハトムジーク(第2楽章冒頭)の場合はさらに深刻でした。
     最初、先生はパートに別れて、順番に吹いてくださいと言われ、先生のすぐ横
     だったので、最初にサードのパートをひとりで吹きました。ここはなんとか
     無難に吹けたのですが、合奏となると、テンポどおりにふけず、最後はどこを
     吹けばよいのかわからなくなって、赤い顔をしてぼおっとしていました。
     先生はすぐに私が手も足も出なくなったのに気づかれたようで、まずセカンドの
     Bさん、K2さんと3人で最初のところ、最初の10小節を吹くようにと言われ
     ました。こちらもうまく合わすことができず、さらに2回全員で最初の10小節を
     吹きましたが、合いませんでした。さすがに先生も、困りました。こちらは
     すんなり行くと思っていたのですが...。これでは、シンコペーテッド・クロックを
     時間を掛けて練習できなくなりますと言われましたが、そのあとの演奏ではすんなりと
     合わせることができました。先生は少しほっとされた様子で、では次回は
     残りのところを練習しましょうと言われ、本日の練習を終えました。
     本日は久しぶりにJEUGIAミュージックサロン四条を出てから、烏丸駅の
     改札口までN師とふたりだけでした。こうして二人で帰っていると中学生や
     高校生の時に友人と対話しながら帰ったことが思い出されます。N師は、
     今日もいい音出ていましたよと言われたので、私は、セカンド、サードが
     しっかり支えますので、Nさんはファーストを気持よく吹いてくださいと
     言いましたが、うまく合うか今のところは不安です。