本日も最初にロングトーンの練習をしましたが、D Major の音階を
     レから1オクターブ高いレまで上がり、下りて来るのと、G Major の
     音階を1オクターブ低いソからソまで上がり、下りてくるというかたち
     でしました。最初は4分音符で、そのあと4分音符と8分音符でタンギング
     の練習もしました。
     そして年末年始の私の成果が問われる、発表会の曲の練習をしたのですが、
     最初にしたのは練習不足のシンコペーテッド・クロックの方でした。
     正直言って、アイネ・クライネ・ナハトムジークの第2楽章冒頭部分
     (以下、小夜曲)を8割、シンコペーテッド・クロック(以下、時計)
     を2割の割合で練習したので、時計の方は相変わらず全く吹けなかった
     のです。しかも久しぶりのレッスンで緊張していたのか、ピーピーと
     最近なかった耳障りな音を出してしまったのでした。私は先生からの
     (練習ができていないという)お叱りを覚悟したのですが、先生は
     私のそばにやって来られると私のクラリネットを見られ、リードや
     リガチャーや滑り止めのシールのずれを指摘され、私が別のリードを
     取り出すと取り付けて下さったのでした。その後、異音は鳴らなくなった
     のですが、速いテンポについていけず、先生が、通して吹けていますよ
     と言われても、でも自分はまだまだだなと思ったのでした。
     ここで、12月26日の生徒だけの練習について少し触れます。この日の
     最初の話題はK2さんが発表会をキャンセルされたというものでした。
     K2さんは小夜曲はBさんと一緒にセカンドを、時計はN師と一緒にセカンドを
     演奏される予定でしたが、本日分かったのですが、法事の日がその日に
     決まったと言うことでお休みされることになったのでした。これで
     小夜曲(3部合奏)はファーストがN師、セカンドがBさん、サードが
     Wさんと私、時計(2部合奏)はファーストがBさんと私、セカンドが
     N師とWさんということになったのでした。この日、初めてWさんと一緒に
     練習したのですが、中学か高校でブラスバンド部に入ってクラリネットを
     吹いておられたので、入会されて半年ほどとはいえ、私よりはるかに
     上手に吹かれるのはあきらかでした。小夜曲も時計も問題なく演奏され、
     小夜曲では私の隣でサードを吹かれ、ファースト、セカンドの音が聞こえ
     なかったので、ひたすらWさんに合わせて吹いてコツを少し掴むことが
     できたのでした(もちろん、年末年始に職場近くのSTUDIO YOU に行って
     練習したり(計4回)、自宅で旋律をメトロノームに合わせて歌ったり
     (30分を3日)したりして自主的な練習も怠りませんでした)。
     クリーニングスワブで管内の水分を拭き取って、小夜曲の練習をしましたが、
     こちらは多少ずれがありますが、大丈夫でしょうと先生から及第点をいただ
     きました。先生は、(サードがふたりなので)Fさんは最後のところは
     別の旋律を吹いて下さいと言われ、私にその部分を書いておくようにと
     言われました。このようにして、昨年最後のレッスンとは打って変わって
     みんな明るい表情で終えることができました。
     帰りはN師と一緒でしたが、N師は、忘年会や仕事で年末はレッスンや練習に参加
     できなくて申し訳なかった。そんなこともあって、いつも以上にカラオケ喫茶
     で練習しましたよと言われました。私も、12月中旬までは、「こんにちは、
     ディケンズ先生」(船場弘章著 近代文藝社刊)を区の図書館において
     もらおうと大阪市だけでなく、東京、さいたま市も廻りました。おかげで、
     今では、大学図書館、公立図書館あわせて102の図書館に置いてもらって
     いますと報告すると、N師はいつものように心のこもった笑顔を見せられました。