1月26日の発表会で無事演奏できるようにと前回のレッスン日から
     今日まで、職場近くの STUDIO YOU で2時間×3日特訓をしました。
     モーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジーク(以下、小夜曲)は
     先生から合格点をいただいたので、メトロノームに合わせて2度ほど
     吹いただけでした。後はほとんどシンコペーテッド・クロック(以下、時計)
     の練習をしました。1日目は何とか暗譜をしようと部分的に何度も吹きました。
     2日目はゆっくりでもいいから暗譜で通して吹けるように練習しました。
     そして3日目は譜面を少し見ながらBGMに合わせて吹きました。最初は
     まったく合わなかったのですが、最後の方はアーティキュレーションは
     出鱈目ですが、7割くらい吹けるようになりました。
     そうして本日のレッスンに臨みました。ロングトーンとタンギングの
     練習をした後、最初は小夜曲をしました。通して吹きましたが、ファースト
     のN師は他のパートより難しいところが多く、リーダーの役割もしなければ
     ならないので大変そうでした。一所懸命に頑張っておられましたので、当日
     には美しいメロディーを吹いていただけると思います。セカンドとサードは
     特に問題ないようなので、小夜曲は私がとちらない限りは無事に終わりそう
     です(2、3テンポが取りにくい、ファースト、セカンドに合わせにくい
     ところがあるのです)。
     問題は時計の方ですが、小夜曲に4分の3くらいの時間を費やしてしまった
     ので、残った10分余りでBGMに合わせて1回吹き、その後少し先生から
     部分的な指導がありました。本日は、本番に一緒に演奏するWさんも
     来られ、WさんはN師と一緒にセカンドのパートを吹かれました(小夜曲は
     私と同じサードです)が、大学でクラリネットを吹いておられたそうで、
     難なく吹いておられました。時計の方はN師も上手に吹いておられたので、私も
     Bさんのご迷惑にならないように少しでも多く練習しておこうと思いました。
     帰りはN師と一緒でした。N師は、ラの音を出す時にどうしても指を動かして
     押しに行こうとしてしまいます。そのためどうしても押さえるのが遅くなって
     しまうのです。これはクラリネットを習い始める前に独学で基本的な運指を
     覚えたからですと言われました。私は最初は音を鳴らすのがやっとだったので、
     運指についてはレッスンで覚えて行ったのですが、ラのキーを押さえるのは、
     動きにロスがないように缶ジュースを飲むときのように手首を回して下さいと
     教えられ、私はその通り最初からしているのです。N師は、最初から
     そのような癖をつけなかったので、どうしてもそれができないと言われました。
     でも私が聞いている限りは目立って遅いということもありませんし、私と
     共に3度の発表会を乗り切って来たのですから、きっと当日は美しく小夜曲の
     主旋律を吹いて下さると思います。本日は、N師も阪急電車に乗られ、途中まで
     ご一緒しましたが、小夜曲について「この曲はほんとにいい曲ですね」
     と言われたり、時計について楽譜のその箇所を押さえながら「こことここが
     難しいんですよ」と言われたりしていましたが、私はN師の話を聞きながら
     ニコニコしていました。