本日は、ロングトーンの練習、指慣らしをした後、D Major Scare と
G Major Scale の音階練習をしました。前者はシャープがふたつ、後者は
シャープがひとつなのですが、先生は、変音記号が3つつく曲が難なく
吹けるように頑張りましょうと言われました。私の場合、スローテンポで
あれば、何とかなるのですが、♩=100とか16分音符が一杯とか
2オクターブ高いドより高い音が続くとかがあると、やはり限界を感じます。
さらにややこしいアーティキュレーションでなくても、タンギングを
きちんとしてくださいと言われるとお手上げになります。本日、初めて
通して練習した Exercise は16分音符が一杯の曲でした。♩=56で
甘く見ていたのですが、16分音符の4連符が16小節の中に16個も
出て来るのでやはりこれも半分近くは指がついて行きませんでした。
最初にN師と私が吹き、そのあとIさんとBさんが演奏されたのですが、
女性ふたりが難なくこなされたのに対し、N師は仕事が忙しいこともあって
練習をほとんどされなかったため半分くらいしか吹かれず、私は先に述べた
ように自分の限界を超えていたので、4割位しか吹けませんでした。
前回の日誌に書きましたが、この曲は、シ(両) ラ・シャープ シ(右)
をいかにスムースにできるかが一番の課題でそこが(も)不出来な私を
先生が見つけられすぐに指導されました。私はこういう時はいつも顔を
赤らめてしどろもどろになるのですが、先生は特に左手の中指と薬指が
高く上がりすぎる。そのためFさんの場合、運指が遅くなるのだと言われ
ました。この Exercise の曲は早いですが美しい旋律ですし先生から指導を
受けたことですし、しっかり練習しておこうと思いました。
前回同様、テキストの練習に時間をかけたため、今回もAlbumの時代を
する時間はあまりなく、一度分担して演奏することで終わりました。でも
この曲は何度吹いても楽しく、吹いた後は爽快になる曲なのでみなさん
演奏後は楽しそうにされていました。次回からは「夏の思い出」を作曲された
中田喜直さんのお父さん中田章さんが作曲された「早春賦」です。高音ばかりの
2重奏なので、苦労すると思います。
いつものように帰りはN師と阪急烏丸駅の改札口まで一緒でしたが、N師は
ここのところ仕事が忙しくなかなか練習ができないと言われました。N師は
以前、今の時代、インターネットが普及しているので、世界のどこにいても
24時間対応できるようにしておかなければならない。思いがけない時に
顧客からメールが入り、対応することがあると言われていました。私の場合、
アフターファイブのほとんどは自著「こんにちは、ディケンズ先生」
船場弘章著 近代文藝社刊をどうすればベストセラーにできるかについて
考えているのですから、貧しくてもそれなりに幸せなのかもしれません。