本日はK2さんが復帰され、久しぶりに5人全員が揃ってのレッスンと
     なりました。途中、コードの練習をしましたが、やはり5人だと厚い
     ハーモニーとなるので、K2さんもできるだけレッスンに来ていただ
     けたらいいなと思いました。
     最初はいつものようにロングトーンの練習、指慣らし、D Major Scale の
     音階練習をしましたが、本日は、そのあとExercise はせずに Rhythm and Chord
     をしました。といってもほとんどが楽典の講義でした。うまく説明できるか
     わかりませんが、先生が言われたことをここに書いてみます。
     今回の Chord の最初のところに、Bマイナーセブン・フラットファイブ
     というのが出て来ました。中学までしか音楽を勉強しなかった私には
     はじめて聞くコードでしたが、先生の説明によると、フラットファイブとは
     短調のコードにするために5音のシャープを取ってナチュラルにするという
     ことなのだそうです。
     ここで Am とか E7 について簡単に説明しますと最初のABCDEFG(イロハ
     ニホヘト ラシドレミファソ)というのは根音のことでその上の3度5度
     (7度)のところに3音5音(7音)を置き、コード(和音)をつくります。
     例えば、Cのコードは根音C(ド)から3度、5度上がったところにミとソを
     置くのでドミソとなりますが、これはCメジャー(ハ長調)です。(言い忘れ
     ましたが、4つの音で和音を構成する場合は7度(音)もあるということで、
     E7 とか Dm7 とかになります)ところで、メジャー(長調)とマイナー(短調)
     の違いはどこにあるのでしょう。それは根音からコード(和音)を作って
     下の3度が長三度でその上の3度が短三度ならば長調になるのです。例えば、
     ドミソはドとミの間に半音が入らないので長三度、ミとソの間にファがあり
     半音なのでこちらは短三度となります。だからドミソはCメジャーとなります。
     ラドミはシが半音なので下が短三度で、その上のドとミが長三度。そして
     この和音は根音が A なのでAマイナーとなります。
     根音から2つないし3つつけただけではCマイナーなどのコードができない
     ため和音の左に変音記号(シャープかフラット)をつける場合もあります。
     以上が、先生が説明されたことを私が自分なりに消化して書いてみたのですが、
     わかっていただけたでしょうか。
     先生の講義の後、いくつかの和音を5人で吹いてみたのですが、ずっと
     最初に出す根音を私に吹かせていただけたので、気持よかったです。
     Album は早春賦でしたが、コードの講義が長くなったため、最初の8小節
     だけ吹いて終わりました。美しい日本のメロディーで気持よく吹きましたが、
     二部合奏でしかも後半はメロディからかけ離れた音階ばかりなので、不安に
     思った私は先生に、後半のメロディーがさっぱりわかりませんと言いました。
     先生が、慌てなくていいですよと言われたところで、レッスンは終わりました。
     帰りはN師と一緒に阪急烏丸駅の改札口までご一緒しました。N師が、今、
     仕事が非常に忙しいと言われたので、私は、知っている人で食あたりで
     体調を崩され入院した人がいるので、食べ物には気をつけて下さいと
     言うとN師は、気を使ってもらってありがとうと言われました。