本日は、女性の見学者が来られていたので、少し緊張感があり
    ました。それでも私は調子乗りなので、では、得意なのを
    ひとつと言いながら、みんなが音出しをしている時に
    サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミーの前半部分を
    吹きました。笑顔のすてきな方だったので、Kさんの復帰
    も難しそうですし、私達のクラスに入られたらいいのになと
    思いました。
    最初にWarming Up でロングトーン、指慣らしをした後、
    B Minor Scale の音階練習をしました。いつものことですが、
    今日もゆっくり吹くときは問題なかったのですが、早いテンポ
    の時はさっぱりでした。
    それでもExercise は何度も練習しましたが、ずっとゆっくり
    のテンポだったので、なんとか最後までついてゆけました。
    Album の「アイネ・クライネ・ナハトムジークの第3楽章抜粋」
    (以下、小夜曲)は大変でした。とにかく息が継げないくらい
    音符が続きますし、時折入るトリルはさらに早く吹かなければ
    ならないしで、とても吹けそうにありません。今までに習った
    トリルはそのあとの音符にゆとりがあったのですが、この曲に
    出て来る4つのトリル(繰り返しがあるので、合計16回する
    ことになります)はいずれも8分音符のあとにトリルが入り、
    そのあとに16分音符の連符が入り、4分音符がそのあとに
    付くのですから、音楽的なセンスがないとうまく吹けないように
    思います。先生は、モーツァルトはクラシック音楽を勉強する
    ためのよい教材ですから。じっくり取り組んでいきましょう。
    慣れれば指定のテンポ(♩=132)で演奏できるように
    なりますよと言われましたが、かなり私の限界を超えていると
    思います。メロディーを吹く、ファーストはその上、高音で、
    8分音符の6連符がたくさん出てくるので、私は今回は
    


     ファーストを吹くのはやめてセカンド(少しメロディーを吹く
    ところがあります)をしようかなと思いました。
    帰りはN師と一緒でしたが、N師は、Fさんは人のいいおじさん
    ですねと、突然、言われました。私は反射的に対句を返す癖が
    あるので、Nさんは◯十代のインテリですねと返しました。
    N師がなんでかなという顔をされたので、そりゃー、英語、
    中国語、日本語の3カ国語が話せるのですから、立派なインテリ
    ですと言いました。N師は謙遜されて、今の若手の社員は
    凄いですよ。私が同じくらいの年にしていたことと比較すると
    はるかに優れていますと言われました。私は、コンピュータの
    発展とともに情報が得やすくなったことも話そうと思ったのですが、
    Nさんは多くのことを経験されたので、まだまだ若手に越される
    ことはないと思います。経験されたことをもとに、部下を指導
    されればよいと思いますとだけ言いました。