本日は、ロングトーンの練習、指慣らしをした後、
A Minor Scale の音階練習をしました。その後、先週
もした Exercise を練習しました。メロディーも馴染み
やすく、テンポもゆっくりだったので、9割がた吹く
ことができました。引き続いて練習した Jazz
Articulation の方は少しテンポが速かったので、簡単な
曲なのに、7割ほどしか吹けませんでした。
クリーニングスワブを通して管内の水分を拭いながら、
私は2つのことを先生に尋ねました。ひとつは、最近
犬歯が折れて大きな隙間ができ、現在、治療中ですが、
歯に隙間があっても、クラリネットは吹けますかという
質問でした。先生の回答は、「前歯でクラリネットが
支えられなくなると、演奏は難しいでしょう。一本だけ
なくなっても、難しいでしょう」と回答されました。
もうひとつは、私の場合、1時間30分クラリネットを
吹きつづけていると、鼻の奥が痺れて来て、それ以上、
演奏できなくなります。吹き方に問題があるのでしょうか。
先生の回答は、「1時間練習したら、必ず休みを入れる
ようにしてください。ぎりぎりまで練習するのではなく、
50分練習したら、10分休む。このようにすれば、
長時間の練習もできると思います」と回答されました。
その後、Album の枯葉をしましたが、メロディーの
部分は問題なく吹けましたが、やはりアドリブ(変奏曲)
の部分は音符が多くついて行けませんでした。先生が、
指がついて行けない人は歌ってみてくださいと言われたので、
やってみましたが、誰にもできないのではないかと思いました。
先生のお話では、もう1、2回しか枯葉をやらないようですが、
アドリブの部分が全然できないので、早春賦の時のように
不満足な型で終わるしかないのかなと思いました。
というのも、10月の2回目か3回目かのレッスンで
発表会の曲目を決め、練習を始めなければならないからです。
本日も少し早めにレッスンを終え、先生は、発表会で
演奏したい曲はないですかと尋ねられました。私が、
前に言っていた、モーツァルトのデュオ第5番と第10番は
発表会でするには少し地味だと思っています。シューベルトの
未完成交響曲の第1楽章の出だしのところはどうですかと言うと、
先生は、それは少し暗いと思います。明るい曲の方がいいですね
と言われました。N師は、私はユモレスクが好きです。東京
クラリネットアンサンブルの演奏を聞いたことがあり、私も
演奏してみたいと思っていますと言われました。
私はN師がモーツァルトの曲の演奏を希望されると思っていたので、
意外でしたが、阪急烏丸駅の改札前で話をした時にも、優しい
メロディーのところをいくつか口ずさまれ、是非この曲を
発表会で演奏したいと言われました。