本日は最初にロングトーンとタンギングの練習を
    しました。タンギングはいつもの通り苦労しましたが、
    ここのところ毎週時間を掛けて練習するので少し
    成果が出て来ました。最初は緊張して舌の付け方が
    わからなかったのですが、今ではコツがわかりました。
    またタンギングをするためにはある程度息を吸って
    おかないと続かないこともわかりました。また
    上手な女性陣に比べ私の音が低いこともわかりました。
    どうもアンブシャーが緩んでいるのが原因のようです。
    最近は最初の20分ほどタンギングばっかりするのですが、
    これは多分将来に必ず役に立つ(4年以上習っていて
    上手く出来ないのは私くらいなものですが)タンギングを
    この機会に(ボギー大佐でタンギングの応用編のスタッ
    カートがたくさん出てくるのです)覚えてもらおうと
    先生が考えられたからだと思います。
    本日は発表会で演奏する曲の練習はユモレスクだけでした。
    私はこの曲が大好きなので、なるべく楽譜に忠実に演奏
    できるようにと練習しています。この曲は装飾音なしでも
    十分に聴かせる曲なのですが、装飾音をつけるとそれの
    何倍ものすばらしい曲になるのです。こういう表現は
    問題があるとは思いますが、日本の演歌のこぶしのような
    効果があると思うのです。多少土臭くなりますが、アーシー
    な味わいもこの曲の演奏にはあった方がよいと思うので、
    何とか頑張って、装飾音も完璧に演奏したいと思います。
    それとはべつに1オクターヴ高いソから2オクターヴ高い
    レの間を行ったり来たりするところが後半にあり、ここは
    音も出しにくく指もややこしいので苦労するところです。
    (いまだに2オクターヴ高いドの前後は吹きにくいです)



    それでも最後にみんなで通して演奏した時には、時々きれいな
    ハーモニーも聞かれ、みなさん高揚した気分になられた
    ようでした。あとはボギー大佐の後半部分のメロディーが
    掴めれば何とかなるように思います。
    帰りは、N師と阪急烏丸駅の改札口まで一緒でしたが、
    N師は、カバンから「レ・ミゼラブル」の第1巻を取り出され
    今、これを読んでいます。フランス文学もいいですねと
    言われました。私は、ホームページに読書感想文を掲載していて
    「レ・ミゼラブル」も掲載しています。「レ・ミゼラブルについて」
    とgoogle検索されると最初のページで出ますよ。「魔の山」
    もそうですと言うと、N師は目を丸くされました。
    ちなみに、「パミラ」「ウェルギリウスの死」ツワイクの
    「ディケンズ」もそうです。