本日は、11日後に発表会を控えての練習でした。
    よく考えなくても、今日を含めてレッスンはあと2回
    生徒だけの練習が1回ということなので、12月26日
    に生徒だけで練習した際に自分の不出来にびっくり仰天
    した私は年末年始に合計3回STUDIO YOUで練習した
     のでした。とにかくボギー大佐は連符のところが
    ほとんど吹けず、ごまかしてばかり、ユモレスクも
    ひとりで吹く時よりもずっと早いのでついて行け
     ませんでした 。おまけにIさんと二人で始めるのですが、
    何度やってもうまく合いませんでした。危機感に
    襲われた私はメトロノームに合わせてボギー大佐を
    何度も練習し、ユモレスクは難しいところを重点的に
    練習したのでした。
    それで少しはましになったのでしょう。先生や
    生徒の皆さんから、ほとんど吹けるようになったと
    お褒めの言葉までいただいたのでした。
    でも先生から注意も受けたのでした。それは年明けに
    購入したリガチャーのことなのですが、現在使用して
     いるヴァンドレンのリガチャーはとめねじがひとつ
     なので、チャールズ・ベイのバロックというリガチャー
    を見て、2つとめねじがあり筒状のリガチャーだったので、
     衝動的に購入したのでした。試奏もさせてもらい、
     安定して引き締まった音が出ると思ったのですが、
     高音を出すとしばしばピーッという音が出てしまう
     のです。先生は、マウスピースやリガチャーを
    変えるということは新しい楽器に変えるということだと
    思ってください。新しい楽器に慣れるまでは時間が
    かかるのです。少なくとも発表会の直前に変えるのは



    やらないほうがいいですよと言われました。私は、
    先生が言われることは尤もなことだと思ったので、
    次回からは前まで使っていたのを使用しますと言い
     ました。
    帰りはN師と一緒でしたが、N師は、Fさんの影響を
    受けて、私もディケンズのファンになりそうです。
    今、中野好夫訳の『二都物語』を読んでいるのですが、
    本当に面白いですねと言われました。私は、『デイヴィッド・
    コパフィールド』も中野好夫訳がありますから、読んでみて
    ください。長編は全部翻訳書を持っていますので、お貸ししますよ
    と私が言うと、N師はにっこりして頷かれました。