先日、入手したクラリネットを吹いてみた。思うように音も
   鳴らなかったし、やはり運指が難しい。ドからラは何とか音が
   出たが、その上も下もどこを押さえればよいのかよくわからない。
   特にシの音がわからない。最初の2週間はならしの期間として
   30分位の練習時間にした方がよいとのことなので、40分程で
   吹くのをやめた。そのかわりに、手入れや組み立てに時間を掛けた。
   JEUGIA高槻店の店長さんの話では、きっちりと手入れを
   しないと音が出なくなったり破損してしまうとのこと。
   ご参考までにその注意点を紹介すると、
   1. クラリネットを組み立てたまま置いておくと、金属の部分が
    
膨張した木の部分を押さえ付け、割れる。
   2. クリーニングペーパーやクリーニングスワブで管体内面や
    
トーンホールのところの水分(唾液)を取り除いておかないと
    
タンポ部分に虫が付いたり劣化したりして、最悪の場合補修
    必要になる。
   
3. 最低月1回はキイオイルをさしたり、トーンホールクリーナーで
    汚れを取っておかないとキイの動きが悪くなる。
   4. 接続部のコルク(ジョイントコルク)にグリスを定期的に塗って
    おかないと、組み立て、分解がしにくくなる。
   5. 本体の木製(グラナディラ材)部分は急激な温度、湿度の変化に
    弱いので、保管には十分な注意が必要。
    などであるが、留意したい。
   店長さんの話によると、安定した音を出すことが大切なので、
   
ソの音(キイを押さえないとこの音が出る)を安定して出せる
   ようにすることから始められてはと言われた。確かに安定した
   音を出すことは難しく、突然、高音が出たり音が出なくなったり
   した。リードの固定の仕方や吹き方が悪いのかもしれず、運指の
   ことと同様にレッスンの中で先生に教えてもらわなければ、
   正しいやり方が わからないように思う。
   4月7日のレッスン初日が待ち遠しい。