8月18日の日誌で本日より次の章と記載しましたが、もう1回、
CHAPTER3のところを学習しました。と言いましても、Warming Up、
Harmony、ソ・シャープ(ラ・フラット)の入ったエクササイズの
他はレジスターキーを使用する音を鳴らす練習がほとんどでした。
最初は、レジスターキーを使用する音を低い方から鳴らしていく、
ロングトーン(8拍)の練習でした。その次は、前回もした、レジ
スターキーを押さえないである音を鳴らし鳴らしたままレジスター
キーを押さえて高い音を出す練習をしました。低いミ→シ、低いファ
→高いド、低いソ→高いレ、低いラ→高いミ、低いシ・フラット→
高いファ、ド→高いソのあたりまでは少し練習すると音が出せるの
ですが、その上(レ→高いラ、ミ→高いシ、ファ→2オクターブ高い
ド)特に2オクターブ高いドの音を出すのには、N師もIさんもKさんも
苦労されておられました(本日は4人がレッスンを受けました)。
もちろん私はそれ以上でしたが、先生が、「Fさんは大きなきれいな
音を出すのだから、心配ないですよ」と言われた時は、改めて自宅で
もっと練習しようと思ったものでした。先生は、レジスターキーを
押す前にこれから出す音をイメージすると音が出しやすくなるとも
言われました。私が先生に、「音が出にくくなると苦し紛れにアン
ブシャーの位置を変えるが、どう思われますか」と尋ねると先生は、
「アンブシャーの位置は動かさないで。正しいアンブシャーは早い
うちに身につけておいた方がよい」と言われました。
この日もう一つ問題になったのが、レジスターキーや9番キー(ソ
・シャープの音を出す時に使用する)や10番キー(ラの音を出す
時に使用する)の押さえ方でした。穴のところを押さえる感覚で
これらのキーを押さえる癖がついてしまうのはよくない。てこの
原理でキーを押さえることができるので、指の横で軽く押さえるだけ
でよい。そうしないと運指の時間がかかるし、レジスターキーの場合
ソの音が出ることがあると説明されました。
レッスンが終わり、エレベータホールでIさんとKさんと一緒になり
ました。「Fさんの抜けのよい、大きな音はどうして鳴るの」と
尋ねられたので、「毎朝、腹筋運動を1時間しているからでしょう。
一度されてみては?そんなに大きな音でご迷惑をかけているのなら、
もっと練習して変な音が出ないようにしないと」と言いましたが、
少し高揚したいい気分で帰宅することができました。