本日もレッスンが始まる前に、中村先生と少し話をしました。
    先週、ストコフスキー指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団が
    演奏したチャイコフスキー 交響曲第5番のCDを私は先生にお貸し
    したのですが、その際に映画「オーケストラの少女」の話もして、
    お貸ししますので、ぜひ見てくださいと言ったのでした。私は
    この映画でヒロインがモーツァルトの「ハレルヤ」を歌うところも
     好きですが、もっと好きな場面は、螺旋階段に並んだ楽団員を
    前にして、ストコフスキーが指揮をするところで、ここを見て
    いつも、この映画の主役はストコフスキーに間違いないと
    涙ぐみながら私は頷くのです。ほんとにいいシーンなので、まだ
    見られていない方は、ぜひご覧になってください。
    本日は、個人レッスンを受けられている、K3さんも一緒に
    発表会の練習をされました。ロングトーンの練習をした後、
    花のワルツをしました。今までセカンドは私ひとりでしたが、
    今日からは、K3さんと一緒ということで、安心してでき
    ましたが、K3さんが余りにうまいので、私の陰が薄くなって
    消えてしまわないかがとても心配です。レッスンが終わった後で
    訊いたのですが、K3さんは以前クラリネットをされていて、
    1年程前に再開されたということで、Iさんと同じようにとても
    上手なのです。特に愛のあいさつは、ふたりの上手い人の
    足を引っ張らないように、頑張らないといけないなと思いました。
    帰りはN師と一緒でしたが、N師もK3さんの上手さに驚かれた
    ようでした。とにかく音が大きく太くしかも正確なのです。
    N師は、女性3人はとても上手なのだから、われわれも頑張らないと
    いけませんねと言われました。私は、そうですねと頷いた後、
    ところで、私は、大学図書館や公立図書館の受入もそろそろ
    限界に来たかと思っています。そこで別の方法で拙著や私のことを
    知ってもらおうと思っています。先日、鑑賞した宝塚歌劇
    「大いなる遺産」の感想文がグーグル検索でヒットするように
    なったので、それと私の本『こんにちは、ディケンズ先生』と



     プチ朗読用台本(ディケンズの小説の面白い箇所を台本にした
     ものです)を持って、宝塚歌劇の文芸担当者に会おうかと
    思っています。駄目で元々ですからと言うと、N師は目を丸く
     されて、Fさん、あなたはわれわれ中年の星です。頑張って
    くださいと言われました。