本日もレッスンが始まる前に中村先生と少し話をしました。
私は、先生とこうしてレッスンするのも今日を合わせて
あと5回です。今日は、私の好きな歌謡曲を聞いてください
と言い、
おもむろに渚ゆう子の「京都慕情」を歌い出し
ました。と言っても、最近、CDを購入して、口ずさむ程度、
でしたので、とぎれとぎれに、「苦しめないで、ああ責め
ないで、別れのつらさ知りながら」だけを強調しただけでした。
(なぜか、中村先生の前だと音痴でも平気で歌えるのです)
先生はいつものようににこやかで、この憩いの一時がもうすぐ
なくなってしまうと思うと、とても寂しい気持になります。
先生と話しているとIさん、Bさん、K3さんが入って来られ、
K3さんは入って来られるとすぐに、今度の木曜日に生徒だけで
練習する際に聞きたいので、今から録音をさせてくださいと
言われました。ということでロングトーンの練習と愛の挨拶を
部分的に練習しただけで、愛の挨拶と花のワルツの両方を
通して吹きました。
わたしも一所懸命練習したので、今日は
なんとか終わりまでついて行けましたが、女性三人とN師は
さらに上手で、みなさん真剣に頑張っておられるので、足を
引っ張らないよう、さらに精進して、不撓不屈の精神を持って
大一番に望みたいと思いました。
レッスンの途中で、先生がどのパートをされ、どこに入るのか
という話が出ました。先生は、愛の挨拶はセカンド、花のワルツは
Iさんと一緒にサードを吹かれるようですが、立ち位置がなかなか
決まらないようでした。愛の挨拶で、Iさんが3回、Bさんが2回
メンバーに演奏のサインを送られることになったので、お二人は
両端に立たれるのですが、先生とK3さんは愛の挨拶が終わったら、
入れ替わらなければ、セカンドとサードが互い違いになり、演奏が
やりにくくなるように思います。先生はあまり気にしなくてよいのでは
と言われましたが、どうなるでしょうか。
帰りは、N師と一緒でしたが、私は本日ようやく読み終えた、
ディケンズの『骨董屋』を見ていただきながら、悲しい小説でした
と言いますとN師は、ディケンズの小説は、『二都物語』も
そうでしたが、暗い話が多いのですかと言われました。私は、
『デイヴィッド・コパフィールド』を是非読んでください。
楽しい場面もたくさんありますし、何より勇気を与えてくれる
小説ですからと「京都慕情」よりたどたどしく、解説しました。