本日は、合同練習ということで、2人の女性が加わっての練習でした。
私の間違いでなければ、この2人の女性は4年前の発表会で、
モーツァルトのディヴェルティメントを演奏した上級者の方々だと思い
ます。まずそれで私は委縮してしまいました。それに3月7日に引越し
したため、全然練習していないのと、引越しで左手の薬指の先端の腹の
ところを深く(しばらく血が止まらないので、困りました)切って、絆創膏を
貼っていたため、穴がきっちりふさげず変な音をしばしば出しました。
さらに引越しの前から患っていた帯状疱疹(ヘルペス)が悪化していたので、
本当は休めばよかったのですが、あと3日無休で行けば、皆勤賞が
もらえると思い、無理してレッスンに来たのでした。絆創膏で指が浮くと
思い、絆創膏をはがしてみましたが、すぐに血が出てきたので、
小島さんに絆創膏頂戴と言って、ゲットしました。
そんなこともあって、先行き不安だったのですが、それは的中しました。
最初の音出しから躓きました。というのも左手の薬指で穴がきちんと
ふさぐことができないのでしばしばピーッという音が鳴りました。音出しが
終わると、先生は言われました。今日は最初の頃にしたと思いますが
(私の記憶はありません)、一人が出した音を反復する練習を始めましょう。
最初はドレミファソから初めて、Fさん、Iさん、Nさん、Bさん..の順で
自分の好きな音を5つ鳴らしてください。これはソルフェージュのように
音感を鍛えるための練習ですと言われました。私は以前にも言いましたが、
音楽教育を受けたのは中学校まででしかも2年と3年は先生が厳しく
ついていくことができなかったのです。5つの音の追っかけを軽々とされる
5人に対し私は1音もついて行けず、赤い顔をしながら目を白黒させる
ばかりでした。すると中学校の頃の苦い思い出がよみがえりました。
先生は、Fさんも慣れればできますよと言われましたが、私には
とてもできないように思います。まずはドレミファソの音に限定し
テンポを半分くらいにしないと一音もならせずに、ボーッと時間を過ごす
ことになりそうです。
クリーニングスワブを通して管内の水分を拭い取った後、AlbumのSHEを
しました。最初にサードのパートを練習しました(ふたりの女性は2年前に
練習したと言われていました)。その後手を付けていなかったファーストの
難しい部分を練習しました。先生は、無謀とは思いますが、3つに分かれて
吹いていただきましょうと言われました。私はメロディー(ファースト)を
吹かしていただきましたが、さっぱりでした。
本日はいつもとちがうメンバーで少し違ったメニューで当惑したことは
否めません。それは引越しのため全然練習しなかったというのが
最大の原因ですが、ひとりが連続して5つの音を出し他の人がそれに続
くという練習は何年かかってもできない気がします。というのは1つの
音当ても難しいと思うからです。引越しの疲れも加わり、終わったとき、
どっと疲れが来ました。
帰りはN師と一緒でしたが、N師は、違ったメンバーでいつもと違うことを
するのは楽しいですね。私は調の置き換えをしてしまう癖があるので
戸惑いましたが、次回はなんとかなるでしょうと言われました。私は、
その練習のことですが、やはり私には無理なような気がします。幼児に
音感を身に着けるか。小中高で音楽が好きだったという人に可能なことで
私はそうではありませんからと言いました。N師は笑顔で、高い月謝を払って
いるのですから、苦痛になってはいけません。もっと気楽に楽しんで
受けられたらどうですかと言われましたが、私はあいさつもそこそこに
帰りを急ぎました。