高校生の時に私は写真部に所属していて、暗室で
印画紙にネガを焼き付けたり、撮影会に参加したり
したものでした。それで今でもライカで写真を撮ったり
しているのですが、以前から京都五山の送り火を一度に
撮影したいと考えていました。今年4月に父親が亡くなった
ということもあり、今年はタクシーをチャーターしてもなんとか
撮れれば(まあ、難しいとは思いますが)と思っています。
それでまずはロケーション・ハンティングのために7月30日
京都に行きました。「大」と「法」はいい場所が見つかりました
が、残念ながら「妙」、船形、鳥居形はどこにあるのか
わからずじまいでした。左大文字は当日、太子道近辺で
撮ろうと思っています。困ったなと思って、夕方5時ごろ
三条通を歩いていると、な、なんとN師が、前から歩いて
来られたのです。N師は、何かお困りですかとは言われ
ませんでしたが、私は近況報告を済ませた後、今日、なぜ
京都に来ているかを話し、撮影によい場所を教えて
いただけませんかと言いました。N師は、「妙」と船形は
わかりませんが、鳥居形は松尾橋から見えると思います。
今はわかりませんが、調べてメールを送りますと言われました。
N師は仕事で親しくなった中国人の方と一緒にこれから
食事をすると言われましたが、無事、中国での仕事を終え
られて私たちのクラスに戻ってきてほしいと思います。
というのも、本日、K5さんがお休みでBさんと2人でのレッスン
だったからです。そうなるとひとりで吹いてくださいと言われる
機会が増えます。ただ欠席者が出ると先生は細かいレッスン
指導ということはされず、クラリネットを吹く時の心構えを時間を割いて
教授されます。今日は、身体を委縮させて指づかいに気を
配るより、部屋(空間)いっぱいに音が広がるように目線を
上向きにして吹いてくださいといったことを言われました。
今日は、G Major Scale の音階、分散和音、三度進行をしましたが、
いずれもBさんと分担して、ひとりで吹きました。Bさんが
そつなく吹かれるので、私が下手なことがわかってしまいます。
できれば3人そろってレッスンを受けたいと思います。
その後、亡き王女のためのパヴァーヌをしましたが、最後の
部分を練習した後で先生が、何かわからないところはありませんか
と尋ねられました。わたしが、最後から3小節目のところに
書かれてある En elargissant beaucoup とはどういう意味ですか
と尋ねると一所懸命辞書で調べられましたが、はっきりと
わからないようでした。家に帰ってからグーグルで調べると
だんだん遅くしながら大きくとありました。先生は、ピアニシモから
フォルテそしてフォルテシモさらにクレッシェンドの記号も付いて
います。またアクセント記号も付いています。それを守って
吹いていただければいいですよと言われましたが、同じことだな
と思いました。一度、BGMを聞いて曲のイメージを膨らませて、
最後にBさんと私が通して吹いて、レッスンは終わりました。