本日は、最初に音出しの練習をした後、もっぱら、高いド、シ、ラを
続けて自然に吹けるように練習しました。以前にもお話したことが
あるように、シの音は左手親指、人差し指、中指、薬指、右手人差し指、
中指、薬指で穴を塞いだ上に左手親指でレジスターキーを押さえ、左手の
小指で1番キーを押さえ、右手の小指で3番キーを押さえなければならない
のです。一方、ラの音は左手の人差し指で10番キーを押さえるだけが
基本です(右手をシの音と同じように押さえても特に問題ないことは最近
知りました)。ソやラの音を出した後、すばやく左手親指、人差し指、中指、
薬指の穴を塞ぎ、レジスターキーを押さえるのは本当に難しく、実際本日の
レッスンの中でもみなさん苦労されていました。
3つのエクササイズを終えた時点でクリーニングスワブを通すことになり、
その間、先生は1月24日の発表会の話をされました。先生は、発表会は
2曲演奏すると決めており、スワニーの他にどの曲をするか本日決めたい
と思う。先月、練習した嘘は罪にするか、木星(ホルスト作曲「惑星」の
四曲目に出て来る旋律)にするか多数決で決めますと言われました。先生が、
しばらく考えて下さいと言われたので、私はいつも練習している惑星を
ひとりで勝手に吹き始めました。私の演奏(?)が終わると先生は、さあ
嘘は罪をしたいと思う人は手を挙げて下さいと言われました。私は、
スワニーだけでも四苦八苦しているのに、3部合奏で演奏しなければ
ならない木星を選ぶはずはない。確かに木星の旋律は美しいけれどと思い、
手を挙げました。ところがなんと、他の4人の方(1名の方はお休みでした)
は手を挙げられず、発表会で演奏する曲は、スワニーと木星に決まった
のでした。私は、2曲ともかなりの練習をしなければならなくなった重圧
感から、思わず、「みんな向上心をお持ちなんですねえ」と口走ってしまい
ました。今考えるといらないことを言ってしまったと反省しています。
みなさんはただ木星が好きで吹いてみたいと思われただけなのに。
いらないことをばかり考えた私はどうかしていました。
その後、CHAPTER5の高いド、シ、ラの入ったEXERCISEを2つしましたが
こちらもうまく吹くことができませんでいた。先生はしばしばひとりで演奏
させて指導されるのですが、私には、まだアンブシャーがきちんと固定できて
いません。そのため深くくわえてしまう傾向があり、口で息ができず頬を膨ら
ませてしまう。恐らく、音が出なくなるのもアンブシャーがきちんとできて
いないからだと思うと言われました。
レッスンを終えて、今日はN師と一緒に教室を出ました。阪急烏丸駅の改札口
まで一緒でしたが、N師は、私もアンブシャーをきちんとしないと。それに
10番キーの押し方と...。今日は仕事が残っているので職場に戻りますと
言われ、地下道を西へと向かわれました。