本日は、レッスン前に先生と話をしました。私は、実はクラリネットを始めるずっと
前にトランペットを独学で練習していたことが私はあるのです。ある演奏家
のレコード(今から38年前ですから、CDはありませんでした)を聴いて、自分も
こんなふうに吹きたいとトランペット(新品約4万円)を購入し練習に励みました。でも
トランペットは音が大きく、近所迷惑になると思いやめたのでした。そのレコードの
中古CDが手に入ったので、次回お持ちします。モーリス・アンドレというフランス人で
オペラのアリアをトランペットで演奏したものです。先生が発表会の講師演奏で演奏
されたモーツァルト「魔笛」の夜の女王のアリアも入ってますし、是非、聴いてみてください
と言いました。先生はにっこりとされました。(他にも、レハール「ほほえみの国」から
君はわが心、ベルリーニ「ノルマ」から清らかな女神よ、ビゼー「真珠とり」から耳に残る
君の歌声、ロッシーニ「セビリャの理髪師」から今の歌声はなどが入っています)
しばらくしてK5さんが教室に入って来られました。先生は、今日は音の強弱の
つけ方についてお話します。1から10までのレベルがあるとしてとPPP(ピアニシシモ)
を1、fff(フォルテシシモ)を10とすると5あたりがmp(メゾピアノ)でしょう。6、7の
メゾフォルテが少し大きめの音ということになるでしょうと説明されました。ではまず
普通の大きさの音でF Major の音階を1オクターブ吹いてくださいと言われました。
K5さんと私が一緒に吹くと先生は、次は頭が自由に動くようにして少し大きな音で
吹いてみてくださいと言われました。そのようにすると楽に大きな音が出せました。
先生はさらに、ではP(ピアノ)やPP(ピアニシモ)のときはどうすればよいでしょうかと
尋ねられました。私は、息の量を少なくすればよいと思いますと答えました。
K5さんは、ブラスバンドをしていて、小さい音を出すときは少し下方に視線を落とした
と思いますと言われました。先生は、視線は水平方向で、首を楽な状態にして
息の量を少なめにすればよいのですと言われました。大きな音を出すときは多めに
息を入れてくださいと言われました。その後、大きな音と小さな音で音階を吹いて
みましたが、先生が指導された方法で吹いてみるとクリアで思い通りの大きさの音が
出せました。先生は、これは秘伝の方法ですと笑顔で言われましたが、教科書では
学べないことを最近谷上先生が教えてくださるので、有難いことだと思っています。
その後、Album の「君住む街で」を少しして本日のレッスンは終わりました。