本日は、研修があったので、先生にお願いして午後7時30分開始に
していただきました。個人レッスンなので、30分間となり、定刻より
30分遅れの開始も可能だったわけですが、先生に無理を言う
ことになりました。30分というのはあっという間なので、2月にK5さんが
復帰されることを切に願います。
最初にロングトーンをしました。2拍ずつ低いミの音から半音階で
上がって行くものでした。
次に先生は息が口の中の天井(こういう表現はされなかったのですが)
を通るように吹いてみましょう。それから次にそこに直接息が
当たるように(以前は歯の裏にと言いましたが)吹いてみましょうと
言われました。私がやってみると、先生は、今、されたように、Fさんの場合、
口を膨らませて強い息を楽器に吹きこまれていますが、もっと
頬を膨らませないで一点に息を吹き込むようにされた方が効率的です。
またこうすると音もよくなり、タンギングもしやすくなりますよと説明されました。
私は目を白黒させながら、いつもと違うやり方を試みましたがうまく
行きませんでした。私は、先生が言われるように鼻から息を入れ、
肺の上部に息が溜まるよう意識して、上あごのところに息が当たるよう
意識して吹こうと思うと、思うように指が動きませんと言いました。
先生は、演奏の時は指の動きに集中していただいたらいいのですが、
最初のウォーミングアップの時にそのような息遣いをして演奏の時にも
そのようにできるようにされればよいのですと説明されました。
時計を見ると7時50分になっていました。私が、今日は「君はわが心」は
しないのですかと尋ねると先生は、曲を吹くことなら自宅でもできます。
この練習は楽器なしでもできますし、非常に重要なことなんです。
試しに「君はわが心」の最初のところを教えたとおりに吹いてみてください
と言われました。
早速、吹いてみますと、あら、不思議、なんといつもよりずっと輝かしい音に
なりました。先生は、この曲は出だしが命です。そこがうまくいくと最後まで
いい感じで行きます。逆にそれがうまくいかないと最後まで盛り上がりません。
次のレッスンまでは、別に楽器を持たなくてもよいですから、最初の
高いミ・フラットの音がうまく出せるようにいろいろ息遣いをやってみてください。
前奏が3小節ありますから、最初の小説は前奏を聴き、2つ目の小節で
準備に入り、最後の小節の4拍目で息を吸ってうまく曲に入って行ける
ようにしてくださいと言われ、本日のレッスンは終わりました。