本日は、レッスンの内容に入る前に私がフォークソングと
どのように関わりはじめ、高校時代フォークソングばかり
聴くようになったかについて、当時を懐かしみながら書いて
みたいと思います。小学生の時に「バラが咲いた」を歌った
ということは覚えていますが、やはり本格的に聴き始めたのは、
中学2年の時に「神田川」を聴いてからになります。
「赤ちょうちん」「妹」なんかを聴いていい曲だなと思っていた
ところ、三重に引っ越した友人から「かぐや姫LIVE」のレコードを
3ヶ月ほど借り、中学3年だったのに毎日のようにそのアルバムを
聴いていました。無事高校に入学できてしばらくして、かぐや姫が
解散することになり、最後のアルバム「かぐや姫フォーエバー」が
出ているということを聞き、すぐに購入したのでした。高校1年の
夏休みはこのレコードばかりを聴いていたという記憶がありますが、
秋になってレコードを購入するお金もなく物足りなく思っていたところ、
KBS京都(当時は、近畿放送)の深夜放送で、高石ともやと
ナターシャセブンが生演奏でフォークソングをしているということを
知ったのでした(確か近畿放送のGOGO電リクという番組に
坂庭しょうごさんと城田じゅんじさんが番組の宣伝で出られて
知ったのだったと思います)。水曜日と木曜日の深夜だったので、
最初は、午前0時までと決めていたのですが、だんだん遅くまで
聴くようになり、午前2時の番組の終わりまで聴くことが多くなりました。
メンバーは上記2人の他、リーダーの高石ともやさん、マルチプレーヤーの
木田たかすけさんの4人ですが、なぜ4人なのにセブンなのかが
しばしば話題に上がりました。私は多分G7なのがソシレファの
4つの音のコードであるようにナターシャの4つの音といった意味が
あるのだと思います。ナターシャの深夜放送を聴いたり、それを録音した
テープを繰り返し聴いたり、風の「ファーストアルバム」「時は流れて」
「ウィンドレス・ブルー」かぐや姫の「フォーエバー」「おんすてーじ」
「三階建の詩」南こうせつの「ねがい」を聴いているうちに、私の
短い高校生活は終わったのでした。そう高校時代で覚えたのは
これらのグループの歌だけだったのです。そういうわけですので、
浪人になって真剣に大学進学を考えるようになると歌いながら勉強は
できないということにようやく気づき、フォークソングを聴くのはやめて、
クラシック音楽を聴くようになったのです。それでもほとんど勉強を
しなかったので、大学に合格するまで長い月日がかかったのでした。
封印をしていたフォークソングを再び聴くようになったのは、10年くらい
前でしょうか(本当のところは、風だけはしばしば聴きました)。
その頃からクラリネットを習い始め、丸9年となる今、昔、繰り返し
歌っていた懐かしい曲をクラリネットで吹けたら素敵だなと思った
のでした。それで谷上先生に無理なお願いをしたのでした。
(ギターが弾けたらよかったのですが、私はコード、和音が理解できない
ので、最初からやりませんでした)
本日もロングトーンの練習をした後、「想い出の赤いヤッケ」をしました。
私が予告した通り、2度あげて、♯をふたつつけて演奏しましたが、
しばしば間違え、前回吹いたようにクラリネットを朗々と鳴らすことは
できませんでした。最後に「街」を通して吹いて本日の練習は終わりましたが、
先生は、もう少し練習して、良い曲だということがわかるようにして
くださいねと言われました。
(もし、その深夜放送を聞かれたいのでしたら、YOU TUBEで聞けます。
”ズバリク ザ・ナターシャセブン 最終回ラスト28分”を是非チェック
してみてください)