本日は、レッスン室に入るとすぐに週末に作成したCDRを先生に
渡しました。ナターシャセブンの「春を待つ少女」「街」
「想い出の赤いヤッケ」が入ったもので、1975年に深夜放送
「日本列島ズバリリクエスト」の中でナターシャセブンが
演奏したものです。その当時私は、sonyのstudio1980を購入
してしてすぐだったので、いろんなラジオ放送を録音していたのですが、
生演奏があり充実した内容のナターシャセブンのズバリクは
5巻(FUJIの60分テープ)に録音していて、毎日のように
繰り返し聴いていました。特に上記の3曲は録音状態もよかった
ので、テープを再生したものをデータレコーダーに録り、
CDRに焼き付けたのでした。
先生に、聴いてみたいと言うと先生は、「街」と「想い出の
赤いヤッケ」をかけてくださいました。先生は、これを聴くと
どんな演奏なのかよくわかります。歌(高石ともや)は、楽譜
より、2度高く歌っています。なので歌を忠実に再現すると
なると一音上げて、もう2つ♯をつける必要があります。
それから「想い出の赤いヤッケ」は楽譜通りには歌っておらず、
自由にテンポを変えて歌っていますねと言われました。私は、
とにかく高校時代は毎日のようにこれらの曲を歌っていました。
浪人生活生活に入って、このようなことをしていては勉強ができないと
気付き、(ながら勉強ができる)クラシック音楽を聴き始めたのです
と言いました。
本日も演奏前に先生からご指導をいただきました。先生は、
立って演奏する時には骨盤の上に安定するようにして上半身を
乗せるようにしてください。Fさんの場合、のけぞる傾向があるので、
前傾姿勢を心掛けてください。その姿勢で鼻から息を入れて、
肺に息がよく入る姿勢を取ってください。この姿勢をずっととり続ける
のは無理ですが、この姿勢が安定して音が出せる姿勢ですので、
なるべくこの姿勢での演奏を心掛けてくださいと言われました。
さていよいよ演奏ですが、私が、「想い出の赤いヤッケ」を吹かせてください
と言うと、先生は、最初の形(2度上げて、♯を2つつけない)ですかと
訊かれたので、私は週末に2度上げて、♯を2つつけるのを練習
したので、そちらでお願いしますと言いました。何か所か間違えましたが、
気分よく吹くことができました。それで私は、42年前にこの本を購入した
時にこの曲をクラリネットを吹くと誰が考えたでしょう。私も考えません
でしたと言いました。そのあとの「街」もそこそこ吹けたので、私は、
ある程度吹けたら、風の「お前だけが」「海岸通」「君と歩いた青春」に
行こうかと思いましたが、先生が伴奏を入れてくださるなら、3番まで
吹きたいですと言いました。先生は、個人レッスンですから、Fさんが
希望される曲を吹かれたらよいですよと言われました。私が、CDRを
差し上げますので、伴奏をナターシャセブンの演奏に近いものに
していただけるとありがたいのですがと言うと先生は笑顔で応えられ、
本日のレッスンは終わりました。