10分ほど前にレッスン室に行くと先生がおられなかった
ので、本日から習う、モーツァルトのクラリネット協奏曲の
第2楽章の最初のところを吹いてみました。最初の16小節
(間奏が入ります)は1オクターヴ高いソから2オクターヴ高いド
までが3分の1ほど出てくるのですが、テンポもゆっくりで、私にも
なんとか吹けます、ただそのあとのところは、延々と16分音符や
32分音符の8連符が続き、見ただけで、これは大変だなと
思ってしまうのです。
しばらくして、先生がレッスン室に入って来られました。先生は、
今日はKさんがお休みなので、どうしましょうかと言われました。
私は、他の楽譜を持って来ていなかったので、いつも通りの
レッスンをしてくださいと言いました。
最初は、変ロ長調(♭2つ)の音階をロングトーンで吹く練習を
しました。2つずつセットで、最初の音は4拍、後の音は3拍
吹いて、1拍で息を吸うというかたちで音階を上がったり、下がったり
しました。次に変ロ長調のExerciseをしましたが、テキスト3の
Exerciseなので、初見ですぐに吹くと言うわけには行かず、
今日は半分だけ練習して終わりました。
クリーニングスワヴを通して、管内の水分を拭い取って、いよいよ
モーツァルトのクラリネット協奏曲です。いつも通り、まずは速さ、
拍子、変音記号を見ました。先生は、速さは、♩=50でゆっくりです。
8分の6拍子ですから、いちにーさんしーごーろくと拍子を取ってください。
♭ひとつですから、ト長調ですと説明されました。先生は、それでは
ピアノに合わせて、最初の8小節だけ吹いてみましょうと言われました。
吹いてみましたが、最初の四分音符、付点四分音符、八分音符で、ドファラと
続くところが、なかなかうまく吹けません。先生は頭の中で、いちにーさん
しーごーろくと数えて、さんのところでファ、ろくのところでラを吹くとうまく
行きますよと言われました。最初の16小節のレッスンを受けましたが、
時には先生と一緒に歌ったりして、楽しいひと時でした。先生は、
Fさんはいい音が出ているので、その調子で頑張ってくださいと言われ、
レッスンを終えました。