本日は、K5さんがお仕事でお休みとわかっていたので、私は
フォークソングの楽譜を用意しました。チューリップの「青春の影」
です。チューリップは、「サボテンの花」「心の旅」「銀の指輪」「ぼくが
つくった愛の歌」「ブルー・スカイ」「夏色のおもいで」「セプテンバー」
「心を開いて」「風のメロディ」などの好きな曲があるのですが、
熱い恋愛の歌が多いので、まとめて聞くのはしんどい気がします。
それでもチューリップバージョン(後に財津和夫さんバージョンが
出ています)の「青春の影」は何度聴いても編曲の巧みさや財津さんの
歌唱に魅せられます。財津さんバージョンしか聴かれていない方は
(こちらの方がドラマで使われたので有名です)ぜひチューリップ
バージョンを聞いていただけたらと思います。レッスン前に、今日は
「青春の影」を先生の伴奏で吹いてみたいと言うと、先生は頷かれました。
最初は、ト長調の音階を4拍で吹きました。2オクターヴ高い、ドから
ファのあたりを、私が吹きにくそうにしているのを見られて、先生は
言われました。Fさんは音が出にくくなるとクラリネットの位置を
変えたり、口の位置を変えたりしますが、普通は位置を動かさないで
吹くものです。それから吹いている時の舌はどのような状態ですかと
尋ねられました。私は、口にマウスピースという遺物が入って来た
のですから、舌はそれを避けるために奥に引っ込めて、少し巻き舌に
なっていますと言いました。先生は、それでは息が舌に遮られて、
効率的ではありません。それにタンギングをするのもうまくいきません。
舌は上の歯の裏につけてから、少し離すという感じで吹いてみてください。
私は先生が言われる通りに吹いてみようと思いましたが、先生は、
次に今のことを忘れないように、モーツァルトのクラリネット協奏曲の
一部をハミングしてみましょう。Fさんは、ハミングをしたことが、ありますね
と言われました。私は、当然、ハミングなんてしたことはありませんねと
言われたら、もちろんそうですと答えやすかったのですが、赤い顔をして、
今まで、そういう機会はありませんでしたと答えました。先生がそばに
来られて、一緒に楽譜を見ながらハミングをしましたが、なかなかいい
もんだなと思いました。残り、10分になったところで、今日は「青春の影」
はしないのかなと思っていたところ、先生は、クリーニングスワヴを通して
ください。そのあと「青春の影」をしましょうと言われました。ということで、
先生のピアノ伴奏(その楽譜はピアノ伴奏の譜面はなく、ギターコードだけ
なので、先生はコードを見て伴奏をされていました)で通して一回吹いて、
本日のレッスンを終えました。