本日は、レッスン前に11月29日に発刊される
『こんにちは、ディケンズ先生 改訂版』の装丁を
谷上先生に見ていただきました。『こんにちは、
ディケンズ先生』に比べ、表紙の絵が大きく、
明るい(私はオレンジ色のコスモスの花を連想する
のです)装丁になっています。先生が、内容は
大きく変わるのですかと訊かれたので、私は、
3ヶ所大きな書き換えがあります。またわたし、ぼくなど
表記がひらかな、漢字の両方の記載があった言葉を
統一しました。完成度がより高くなっていると思いますと
説明しました。
最初はロングトーンで、G Major の音階を吹きました。
すぐあとに発表会で演奏する「風の歌」を練習しました。
前回はゆっくりしたテンポの前半のところをしましたが、
本日は後半部分もしました。♩=180なので、とても早い
ですが、どこまで早くできるか気になるところです。一通り
終わってから先生は、後半部分は3回の繰り返しですが、
2回でよいと思いますと言われました。私の声が小さい
ということで、K5さんに、ワンツーワンツースリーと
言っていただき、私が後半部分の最初の8小節を吹き、
その後K5さんが吹き、2回目は二人で一緒に吹き
終わるということになりました。
クリーニングスワヴを通して管内の水分を拭い取った後、
「素晴らしき日々へ」(「あぐり」のテーマ)をしました。
3度目だったので、最初の6段は無難に吹けました。でも
この曲は、ここからの11小節がめちゃくちゃ難しいのです。
32分音符と16分音符が混じった7連符と16分音符の6連符の
音階を吹くところが、3ヶ所あります。特に最初のところが
とても難しく、2オクターヴ高いド・シャープ、1オクターヴ高い
シ、2オクターヴ高いド・シャープ、1オクターヴ高いシ、
1オクターブ高いラ・・・と続くのですが、2つ目のシの音から
ド・シャープに移るときにトリル・キー(10bis)を使うのです。
ここのところを何度も練習しましたが、うまく吹けませんでした。
先生は、ここがこの曲の一番難しいところですが、やりがいも
あります。ここがうまく行けば、この曲をうまく仕上げたという
ことになります。常に挑戦する気持を持って、何度も練習
してみてくださいと言われ、レッスンを終えました。