いよいよ発表会の日がやって来ました。今回は今までと
違って、平日(金曜日)の夜でした。今までなら、朝一番に
STUDIO YOUに行き2時間程練習して、発表会の会場に行くと
いう流れでしたが、本日は午後1時40分に家を出て、STUDIO
YOUに向かいました。1時間半程練習したのですが、今年も
ひとりの練習だな。N師は戻られるのだろうかと思いました。
京都府民ホールアルティに着いたのは午後6時前でした。
受付の方から、午後7時から音合わせとなっているが、K5さん
が6時30分までに来られたら、ピアノ伴奏の先生との練習
(本番前の音合わせ)も可能とのことでした。K5さんがしばらく
して会場に来られたので、ステージに立つ前にピアノ伴奏で
練習することができました。昨年は一人で(さみしく)クラリネットを
吹いていたことを思うと雲泥の差だなと思いました。
7時44分に本番ということになっていたので、7時20分に客席を
離れて舞台の袖へと行きました(楽器は音合わせの前に組み立てて
ずっと楽譜と一緒に持っていました)。ピアノの先生は植村先生
ですが、本番までいろいろ気配りしてくださり、有難いことだなー
と思いました。失敗を恐れず、頑張りましょうといったことを言われた
のですが、緊張を解きほぐしてくれました。谷上先生は昨年に
続いて、司会をされていましたが、演奏中は袖におられたので、
励ましの言葉を掛けていただきました。前のフルートの演奏が
終わるといよいよわたしたち(K5さん、植村先生、私)の演奏でした。
先に「風の歌」そして「素晴らしき日々へ」を演奏しました。後で
録音したものを聞くと最後の方で2度喘ぎ声が入っていましたが、
それほど体力を使ったのです。音がとぎれ、ピーピーという異音も
しばしば鳴っていましたし、「素晴らしき日々へ」の最後のところは
ひどいものでしたが、一応繋がって演奏できた、今までの中で
一番マシだった(これはK5さんの完成度の高い演奏のおかげ
です)ということで、音声もこのHPに上げることにしました。
演奏の後、谷上先生がマイクを向けられ感想を訊かれましたが、
最後に先生がグループ名の「こんにちは、クラボッチ先生」について
尋ねられたので、私は、昨年11月29日に出版された私の本の
タイトルが、「こんにちは、ディケンズ先生」というので、それを
もじってグループ名をつけましたと言いました。谷上先生が、Fさんて
クラリネットを演奏して、本も書かれるのですね。すばらしいですね
と言われ、インタヴューは終わりました。
帰途、K5さんと地下鉄四条駅までご一緒しましたが、K5さんが
おられなかったら、とても「素晴らしき日々へ」は吹けなかったと
思います。「ワンツー、ワンツースリー」の掛け声とK5さんの演奏と
その前の指導のことは一生忘れないと思います。また来年も一緒に
演奏しましょうと言って別れました。