本日はK5さんはお休みでした、ご家族にご不幸があった
からのようでした。ご高齢の家族が3人おられ、約1年前に
お一人が亡くなられ、1月25日にも亡くなられたようでした。
私も2014年の秋に父親が腎臓がんと言われるまでは、死
というものが遠い存在だったのですが、急に近くにあるもの
になり、私自身も老け込んだのでした。その当時はまだ黒かった
髪もグレー(真っ白ではありませんが)へと変貌したのでした。
急に老けたのは山登りをしなくなったからかなとも思うのですが、
なかなか時間が取れないので、せいぜいジョギングをして
それに代えようかと思っています。
最初に先生から、1月18日の発表会はご苦労様でした。
いい演奏だったですよと言われました。私は、確かにKさんは
よい演奏をされました。最後まで滞りなく演奏できたのは、
Kさんのおかげですが、私はピッピッという異音を頻繁に
鳴らしていましたと言いました。先生は、発表会では、その
ように自分の課題がわかって来ます。Fさんは異音が鳴るのは
何が原因だと思われますかと尋ねられました。私は、指が
きちんと穴を押さえていないからだと思います。指が浮いていると
ピッ―と鳴ることがよくありますと言いました。先生は、それよりも
口元、アンブシャーの方だと思います。アンブシャーを安定させる
ためには、息の入れ方が鍵になります。鼻から息を吸って、腹筋
と横隔膜に力を入れて、肺の下の方にある空気まで吐き出す
ようにして楽器に息を吹き込んでください。そうすれば、異音は
出なくなると思いますと説明されました。
次に、まずは1オクターヴ高いミの音を出してください、次はホ短調で
1オクターヴ高いミから2オクターヴ高いミまで上がってくださいと
言われました。最初は上手く行かなかったのですが、先生のご指導で
芯のあるよい音が出るようになりました。私は、良い音が出るように
なりましたが、いつも鼻から息を吸うのは難しいと思いますと言うと
先生は、ずっとする必要はありません。そのような方法がいいと意識
しておくと自然にその呼吸法をするようになります。たまに意識して
そのようにして息を吹き込む練習をすればよいのですと言われました。
その後、昔、練習したExerciseの前半部分をその呼吸法を意識して
3回吹いて、本日のレッスンは終わりました。