このクラリネット日誌の掲載を始めて、2月末で丸10年になります。
谷上先生のレッスンを受け始めたのは2009年の4月から
ですが、その前のクラリネットの購入やレッスンの契約などを
3月7日の日誌で書きました。そういうことでレッスンが始まる
1ヶ月前からこの日誌を書き始めました。4月2日で50才になる。
新たに何かに挑戦しよう。音色がきれいなクラリネットが吹きたい。
とにかくできるところまでやってみようと考えたのでした。
16万円ほどのクラリネットをローンで購入して始めたのでしたが、
クラリネットは音を出すことや運指が難しく、3ヶ月くらいで終わるん
じゃないかと案じていました。でも先生の時には厳しい指導で
何とか10年間続けることができました。
本日のレッスンの中で先生は、今後、どのようなことをレッスンで
習いたいですか。アンブシャーがよくなるようにとか、ご希望は
ありますかと尋ねられました。私が前回のレッスンでピッピッと
異音が鳴るのを少なくしたいと言ったので、先生は気を使われて
いるようですが、私はとにかくいろんな曲を自分なりに吹いて少しでも
上手くなりたいのです。なので、アンブシャーのことや呼吸法も大切
ですが、レッスンの半分以上の時間を上手く吹く方法に費やすのは
もったいない気がするのです。特にK5さんがお休み(本日は流感で
お休みでした)でひとりのレッスンの時に曲を演奏することが少なく
なるのですが、思い切りクラリネットを吹くのは大きな気晴らしになるので、
なるべくならレッスンの間中、楽器をずっと吹いていたい気がします。
先生、自分勝手なことを言ってすみません。
本日は、最初に D Minor Scale の音階を吹きましたが、その後は
上手く吹く方法を30分程教えていただきました。先生は、クラリネットを
演奏するときのようにくわえて、普通に話すよう言われました。
私は、「モーツァルトが吹きたい」などと話しましたが、先生のように
上手く話せませんでした。先生は、慣れれば普通に話せるようになります。
そうなれば、息の通り道の確保や舌の動きが上手く行くようになり、
よい音が出るようになります。少しの時間するだけでも有効ですので
やってみてくださいと言われました。
それから、Albumはモーツァルトのクラリネット協奏曲は中断して、
「情熱大陸」をすることになったので、最初の5つの音 ララレミファを
何度か吹いて(先生のお話では、この曲の精髄がここにあるとのことです)、
本日のレッスンは終わりました。