本日は、K5さんがお休みということで私が発表会で
演奏したい曲を持参して練習することになっていました。
それで私は、「テイク・ファイヴ」と「虹の彼方へ」の楽譜を
用意しました。
最初に「テイク・ファイヴ」をしました。テイク・ファイヴは
デイヴ・ブルーベック・カルテットが演奏する名曲で、
ポール・デズモントのアルト・サックスの軽やかな音色に
魅せられます。ジャズを聴き始めた頃に製薬会社のCMで
この曲が使われていて、いっぺんに好きになったことを
覚えています。そういう意味ではCMでいい曲を流してもらえると
有難いと思うのですが、なぜか最近はCMで興味を持った
という曲がほとんどありません。もしかしたらテレビを見ることが
ほとんどなくなったというのが原因かもしれませんが。
テイク・ファイヴの前半を吹いて、もうひとつの候補曲の
「虹の彼方に」をしました。虹の彼方に、オーバー・ザ・レインボウ
は、「オズの魔法使い」の中で、ヒロインを演ずるジュディ・
ガーランドが歌う曲で、中学生の頃、その映画を見て、この曲が
いっぺんに好きになりました。でも中間部分の同じ音が
執拗に繰り返されるところが嫌いになり、今回はそこのところが
うまく演奏できないかと思い、候補曲にあげたのでした。
やはり中間部のラドラドラドラドとかシレシレシレシレのところが
冗長に感じたので、私は先生に、やっぱりテイク・ファイヴをやりたいと
言いました。
先生は、5拍子は最初に三角を描き、その後に斜めに上下させて
拍子を取るのですが、正確にリズムを刻んで演奏するのは
難しい曲です。ピアノ伴奏となるとこの感じですねと言われ、
あの有名な、タタンタタンタンターン タタンタタンタンターンという
伴奏を弾かれました。自分で楽譜を見てもうまく吹けなかったのですが、
先生の解説を聞くと吹けそうな気がしてきました。ABCがよく聴く
旋律で、Dがそれをもとに展開する感じで、これがうまく演奏できたら
かっこいいだろうなと思いました。
私が「テイク・ファイヴ」をぜひやりたいと言うと先生は、次週は
Fさんがお休みで、Kさんがレッスンに来られます。Kさんも自分が
発表会で演奏したい曲を持って来られます。演奏時間が長いので
どちらか一つになると思います。10月の最初のレッスンで発表会で
演奏する曲を決めましょうと言われ、レッスンを終えました。