本日は、発表会まで残り3回のレッスンということで
最初から最後までクラリネットを吹きまくるというのを
想像していたのですが、そうではありませんでした。
先生は、今日は呼吸方法をやりますと言われ、いくつか
のことを伝授されました。うまく説明できるかわかりま
せんが、つぎのようなことだったと思います。
1.息を吐くときは、下を向いて吐くのではなく、上を
向いて、吐ききること。2.吐ききった後は鼻から
ゆっくりと息を入れ、これ以上入れられないと思ったら、
肺や身体の残りの部分に取り込むような感覚でさらに
息を取り込むこと。3.このようにして息を取り込むと
余裕ができるが、最初は一遍に息を出さずに徐々に
出すこと。4.十分に酸素を取り込むことができると余裕
ができ、力強い音が継続して出せるようになること。
ということで先生のおっしゃる通りにやってみたのですが、
なかなかうまくいきません。K5さんがうまくされていて
先生も褒められたのですが、K5さんは中学生まで
水泳教室に通っておられ、大学時代は吹奏楽の基礎として
息の取り込み方についてはしっかりと身に着けて
おられるのですから、その差は当たり前でした。先生は、
この呼吸法を意識するだけでも、音が良くなりますから
普段からこのことを頭に置いておいてくださいと言われました。
F Minor Scale の音階練習をした後、先生はK5さんに、
テイク・ファイヴどんな具合ですかと尋ねられました。
K5さんは、♩=155の指定のテンポでもある程度は
吹けますよと言われました。私は、♩=92でもアップアップ
なので、驚嘆の目でK5さんを見つめました。K5さんは
それに気付いたのか、それでもゆっくりでもいいですよと
言われました。最初に通して吹いたところ、先生は、前回より
ずっと良くなっていますと言われ、ほっとされたようでした。
先生が、どこか気になるところはありますかと言われたので、私は、
最後のCODAに入るところあたりが、うまく吹けないので
ご指導いただきたい。特に高いミフラット 高いファ 高い
ミフラット 高いド シフラット 高いドと続くところは運指が
難しいですと言われました。先生は、それならドは左小指を
使わず、右小指をスライドさせてはどうですかと言われたので、
その通りやってみるとうまくいきました。何度かエンディングのところを
吹き、最後にもう一度通して吹いて、本日のレッスンは終わりました。