発表会の本番に備えて、2月7日(休暇を取りました)と
2月8日に3時間ずつSTUDIO YOUで練習をしました。
メトロノームを♩=108~120に合わせて、何度も何度も
吹きました。一度くらい通して80点位で吹けないかと
思っていましたが、55点位が一回だけでした。途中で
出だしの3拍待って4拍目で入るというのがうまくできなく
なり、私は本当にリズム感がないんだなと思いました。
そんな状況でしたが、本番前にみっちり時間を掛けて
練習をしたという達成感だけ(もちろん自信は少しもあり
ませんでした)は持っていたので、当日は臆することなく
京都国際交流会館(KOKOKA)へと出掛けました。
私は今までに一度、本番の30分前に着いて、大慌てで
チューニング室に飛び込んだということがあったので、
それに懲りて、今では本番の2時間以上前に会場に入る
ことにしています。そういうことで午後3時26分の2時間
以上前の午後1時過ぎに会場に着いたのでした。
受付をした時に、午後3時にはチューニング室前に楽器を
持って来てくださいと言われました。それまではホールに
入って他の生徒さんの演奏を聴いていたのですが、どの
生徒さんも間違えることなくいい音を出されていたので、
私がぴぃーとかぷぅううとか音を出したら目立つだろうなと
思いました。それでもここ何回かK5さんと一緒に演奏して
いて、K5さんがほぼ完璧に演奏されるので、何処を吹いて
いるかがわからなくなったら、K5さんの演奏を聴いて合わせ
ればいいと思いました。
今まではチューニング室では生徒だけ、先生と生徒という
感じだったのですが、今回は本番前に指導する先生が入られ、
まずはチューニングをして、先生の指示で演奏しました。
半分くらい吹けたので、どこを吹いているかわからなくなり
エアークラリネットはしなくて済みそうだと思いました。
国際交流会館のイベントホールは控室が小さいので一組しか
舞台のそでにいることができず、本番の5分前にそこに
行きました。
舞台に出て、しばらくすると司会の方が私たちの名前を
書いた紙が見つからないと言って慌てておられましたが、
意地の悪い私はなぜかそれを見ておかしくなりリラックス
できました。やがてドラムの人がワンツーワンツースリーと
言われ、伴奏が始まり、4小節目の4拍目で演奏に入りました。
本番でもK5さんはほとんど間違われることもなく(4ヶ所
間違ったと言われていました)安定して吹かれたので、私は
安心して、添え物として主役の気を散らさないように穏やかに
吹きました。最初のうちは、ぴっとかぷっとか異音が頻繁に
鳴りましたが、落ち着いてくるとそれもなくなりました。
最後のところで2ヶ所音がずれてしまいましたが、下手は
下手なりに大きく崩れることもなく何とか最後まで演奏する
ことができました。
もちろんこれはK5さんが落ち着いて
安定した演奏をされたお陰です。演奏後、ミュージックサロン
四条の受付嬢をされている方から、良かったですよと
言われたのですが、これはK5さんの演奏だけが、よく聞こえた
からだと思ったので、私は、Kさん様様ですと言いました。
谷上先生もK5さんと私にずっと着いて下さり、励まして
下さったので、本当にありがたかったです。
そういうわけで、発表会を無事終えることができたので、
早くも来年は何をしようか、いや次の発表会はK5さんが
やりたい曲をしようか、でもそれだと私に吹けるかななどと
考えながら、帰途についたのでした。