2022年11月22日

本日は、最初に先週購入したシューベルトの「アヴェ・マリア」の楽譜を先生に見ていただきました。ヴァイオリンと声楽の楽譜を購入しましたが、ヴァイオリンはハ長調、声楽は変ロ長調(♭2つ)で楽譜が書かれてありました。しかもヴァイオリンはひとつ音が上げられていました。私はササヤ書店でそれを見て、これだと声楽の楽譜で伴奏をお願いしてバイオリンの楽譜を吹けば演奏はできるなと思いました。でも本日、レッスン前のスタジオを借りての練習で2つの楽譜をクラリネットで吹いてみたところ、ヴァイオリンの楽譜は音符がかなり削られていて、声楽の楽譜のような装飾音による柔らかさ(微妙なニュアンス)に欠ける、わかりやすく言うとヴァイオリンは無骨な男性、声楽は心優しい女性のイメージでした。先生も、声楽の楽譜で伴奏をお願いして、Fさんがヴァイオリンの楽譜を吹かれればいいですよと言われました。私は、ヴァイオリンの楽譜は音符が少なく簡単に吹けますが、声楽のような柔らかな感じがないので好きになれませんでしたと言ったところ、先生は、ヴァイオリンの楽譜も決して簡単ではありません。一度吹いてみてくださいと言われました。私が最初の8つの楽章を吹いたところ、先生は、Fさんはテンポとリズムが指定通りではありません。特にリズムが出来ていないです。ヴァイオリンと声楽の楽譜を比較するとほとんど違うところはありません。テンポとリズムを指定通りに吹けばヴァイオリンの楽譜でも声楽の楽譜のように柔らかないい演奏になると思います。声楽の楽譜だとレントとあるので ♩=40~50の速さで演奏するのがよいと思いますと言われました。それから先生はメトロノームを鳴らして、このリズムに合わせて演奏するのが良いと思います。お家でクラリネットの演奏が難しいのでしたら、メトロノームに合わせて手をたたけば練習になると思いますと言われてその方法を説明され、次回までにきちんと練習をしておいてくださいと言われました。私は持参したクリスタ・ルートヴィヒが歌うシューベルトの「アヴェ・マリア」が入ったCDを先生に渡して、私はこのような演奏がしたいのです。そんな楽譜で練習したいので、よろしくお願いしますと言いました。結局、本日は指慣らしも、音階練習も、「千の風になって」もせずにレッスンを終えました。