本日は、最初にWarming Upとして、ひとつの音を出した状態でレジスター
キーを押し、シから2オクターブ上のドの高音を出す練習をいつもの通り
しましたが、さらに半音階(低いミ、低いファ、低いファシャープ、低いソ、
低いソシャープ、低いラ、低いラシャープ、低いシ、ド)でもレジスターキー
を押して、12度高い音を出す練習をしました。後の練習曲「聖者の行進」
のパート練習をしている時にも苦労するのですが、現時点では左手の第5指
(小指)を使って低いミシャープやレジスターキーを押して高いドシャープ
の音を出すことはほとんど不可能なようです(いままではそれらの音は左手の
小指を使わず、右手の小指でBのキーを押していました)。他の方々は、器用
に小指を折り畳んで2のキーを押されますが、他の4つの左手の指でキーを
押さえたままで、左小指を1のキーを押し(低いミ)、次にキーから外し
(低いファ)、2のキーを押す(低いファシャープ)という動きをするのは
相当練習しないとできないと思いました。その後Exerciseを5つしましたが
こちらは自宅でたっぷり練習していたので、そつなくすることができました。
他の生徒の方もきれいな音で高い音を出されておられ、きっと自宅で時間を
かけて練習しておられるんだろうなと思いました。
クリーニングスワブを通してから、「聖者の行進」のパートごとの練習に
なりましたが、最初にセカンドのパートをされる、IさんとKさんが吹かれま
した。まったくミスがなく、いつものことですが、レベルの違いを感じて
しまいました。次にBさんと私がサードのパートを吹くことになりましたが、
2回出て来る、低いファシャープ、低いファ、低いミが何度してもうまく
吹けず、その他のところもゆっくりしたテンポで先生が伴奏されたにも
かかわらず、ついていけませんでした。Bさんは、2カ所以外は吹けて
ますよと言われましたが、ほとんどできなくて申し訳ないと思いました。
それに他のパートの音を聞き ながら自分の音を出すという訓練をして来な
かった私にとって、「聖者の 行進」のサードのパートをすることは、発表
会でした、木星のファースト のパートやスワニーのサードのパートを吹く
ことよりもずっと難しく感じました。ファーストのパートはN師とK2さん
でしたが、N師もかなり練習されているようでうまく吹かれているなと
思いました。
レッスンが終わった後で、Iさんが先生に質問されました。最近演奏をして
いて普通に吹いているのに音程が合っていない気がするが、アンブシャーや
室温によって音程は変わるのですかと。先生は、もちろん変わります。でも、
アンブシャーで音程を変えるのは初めのうちはするべきではないと思いますと
説明されました。私はきっちりアンブシャーをしていれば後は指を変えるだけで
それぞれの音がきちんと出ると信じていたので、少し心配になりました。