本日もいつものようにひとつの音を鳴らしながら、レジスターキーを押して
12度高い音を出すWarming Upをした後、Exerciseへと移りましたが、
本日もみなさん、高音もきれいな音を出され、速いテンポでもきちんと演奏
され、自分の技術のなさを痛感しました。それでもゆっくりしたテンポの時
には私もそこそこの音が出ていたので、練習はきっちりしておいて、
レッスンでついて行けない点については反省し練習の量を少しだけ増やして
次の時には少し進歩したと実感できるようにしようと思いました。
中学や高校の時に音楽の基礎を身につけリズム感のある、Iさん、Kさん、
Bさんと同じように演奏しようといってもしばらくは無理だと悟りました。
次にRhythm and Chordというレッスンをしました。ふたりづつ3つに別れて
和音を鳴らす練習で、C、Am、F、G7の音を鳴らしました。クラリネットは
単音しか出せない楽器であるため、複数の楽器で和音を出したり、パートに
分かれてそれぞれ美しい旋律を演奏したりして楽しむのが正しいのだと思い
ます。私のように主旋律をそこそこ吹ければよいという考え方は早く捨てねば
ならないと思うのですが、ついつい新しい楽譜を買って好きな旋律を吹いて
しまいます。自宅の練習の時も全体の6、7割をレッスンの練習に費やし
残りは自分の興味のある旋律を片っ端から吹くという練習ですから、余り
上達しないのかもしれません。それでも「聖者の行進」は一緒にサードの
パートを演奏する、Bさんの迷惑にならないようにとBGMのCDを流しながら
家で何度も練習したのでした。
「聖者の行進」の練習は最初は先生のゆっくりしたピアノ伴奏に合わせて
3部合奏をしましたが、やはり後半に入ってから4分の3まであたりの
合奏のイメージがどうしてもつかめず、ずれた音を鳴らすだけになって
しまいました。Bさんは、数式と同じで「聖者の行進」の場合は2分の2拍子
なので、ひとつの小節に4分音符を4つ配したりして音を鳴らして行けば
いいんですよと言われました。私は頭の上に疑問符が10個ばかり浮かんだ
気がしましたが、ありがとうございますと言いました。最初先生は本日
「聖者の行進」を仕上げますと言われていましたが、私のできが余り良く
ないためもう少しきっちり仕上げておこうと思われたのか、本日で終わり
とならず、次回もします。全体を通して練習するのではなく、難しいところ
を集中して練習するようにして下さいと言われ、本日のレッスンは終了
しました。
レッスン前にN師と少し話をしました。高音を出すようになって練習は専ら
カラオケ喫茶で練習されていると言われたので、BGMなしで大丈夫ですか、
カラオケ喫茶でBGMを掛けて良いか訊いてみて下さいというとN師は苦笑い
されました。