2023年7月11日

発表会前のレッスンは6月20日だったので、3週間ぶりのレッスンでした。3週間の間に、これからの一年でやってみたいことをいろいろ考えました。まずひとつは私がクラシック音楽を熱心に聴き始めた頃に出会った、ラフマニノフのヴォカリーズでした。今から45年前にNHKFMで江守徹さんがナレーションをされクラシック音楽が流れる「夜の停車駅」という番組があり、毎週欠かさず聞いていました。江守さんの語りも番組で流されるクラシックの小品も魅力的だったのですが、冒頭と最後で流れるテーマ曲が心に沁みました。後に冒頭はソプラノ独唱アンナ・モッフォ レオポルド・ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団演奏のラフマニノフのヴォカリーズで、終わりは、ジェイムズ・ゴールウェイがフルート独奏の同曲だったということを知りました。モッフォの歌唱ということは番組が終了してから15年ほどして知ったのですが、それまではNHKが作成したものだと思っていました。たまたま京都の中古レコード店でヴォカリーズが入ったレコードを購入して、買って帰って聞いたら同じ演奏だったのです。それ以来、何度もこのレコードを掛けて聴くようになりましたが、そのうち自分で演奏してみたいと思うようになり、楽譜を購入したりキーボードでワンフィンガーで演奏したものでした。50才になってクラリネットのレッスンを受けるようになった時から、いつか発表会で演奏したいと思いいくつか楽譜も購入しました。今から6、7年前に一度発表会での演奏を提案したことがあるのですが、その時はグループレッスンでしたので採用されずにボツとなったのでした。今回も発表会で演奏したいと先生に私が言うと谷上先生は「特に難しくないので長い間かかって仕上げる曲でない。発表会で演奏する曲はもう少し花のある明るい曲の方がよい」と言われました。私は、もしかしたら、「ヴォカリーズ」というのはグリーグの「2つの悲しい旋律」のようにそれからニニ・ロッソの演奏で有名な「夜空のトランペット」のような葬儀の時に使われる曲なのかなと思ったのですが、今から45年前に心に沁みていつか演奏をしたいと思っている曲なんですと先生に希望だけは伝えておきました。私は今すぐでなくて、いつかあまり指先が動かなくなった時でもいいか、その時まで取っておこうかとも思っています。ふたつ目は10年程前に買った、ラフマニノフの曲ばかりを集めたCD付きの楽譜の曲をいくつかやってみたいのです。先程のヴォカリーズも入っていますが(私はこの楽譜があることを忘れていてクラリネット用の楽譜(楽曲の調性も同じです)を2,210円で買ってしまいました)、一番習いたいのは、ピアノ協奏曲第3番の第1楽章の出だしのところをクラリネット演奏用にまとめたものです。これは次回からレッスンを受けることで先生の了解を得ましたが、他にもピアノ協奏曲第2番から第1楽章と第3楽章のテーマ、交響曲第2番の第3楽章のテーマなども習ってみたい気がします。それからもうひとつは、シューマンの歌曲集「女の愛と生涯」なのですが、この楽譜は今から12年前に作詞家のなかにし礼さんが「訳詞コレクション」として出版されたもので、オリジナルの楽譜ではありません。譜面の下になかにし礼さんの訳詞が印刷されています。それでもピアノ伴奏の楽譜がありますから、歌の部分を私がfinaleで♯を2つ付けて2度上げた楽譜を作成すればクラリネットで演奏できます。私はこの歌曲集から、「世界で一番素敵なあなた」と「お前 私の指の指輪よ」を是非先生のレッスンで習いたいと言いました。
まずはラフマニノフの楽曲のいくつかを習うのですが、伴奏CDが付いているので谷上先生のピアノ伴奏でできないのが少し残念です。それでもピアノと違い、好きな時にCDの伴奏で演奏できますので、これからのために?しっかりレッスンを受けておこうと思います。この楽譜のピアノ協奏曲第3番第1楽章のテーマを少し吹いて、本日のレッスンを終えましたが、先生はその前に、変音記号がないのはハ長調(C Major)で基音はド、♯ひとつはト長調(G Major)で基音はソ、♭ひとつはホ長調(F Major)で基音はミということはしっかり覚えておいてください。次回からする曲は短調で♯がひとつです。短調は長調から3度下がりますからホ短調で基音はミですと説明されました。