2023年8月1日

本日は、レッスンが始まる前に数日前に大阪駅前第2ビルのササヤ書店で購入した「夕星の歌」(ワーグナー「タンホイザー」から)を谷上先生に見てもらいました。その際持参したデートリッヒ・フィッシャー=ディースカウが歌うCD(フランツ・コンヴィチュニー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団)を掛けていただきました。「夕星の歌」を歌うヴォルフラムがバリトンなので、ヘ音記号の楽譜でした、私は先生に、このままではバスクラリネットでしか演奏できないと思いますが、今からバスクラリネットを習う時間がありませんし、第一バスクラは音楽教室でレンタルしていません。バスクラで低い音を鳴らすのは楽しく刺激的でしょうが、B♭管クラリネットで奏でる低いミの音(最低の音)もずっしりしていて心地よいです。それで先生にこのままではB♭管で演奏できないのでどうしたらいいですかと尋ねました。先生は、一度に1オクターヴ上げて、♯を2つ付けて2度上げるのもいいですが、まずは1オクターヴ上げられたらいいですよと言われました。私が転調の必要はありませんかと尋ねると先生は、ただ1オクターヴ上げるだけでいいです。最初の音がソ(ヘ音記号の五線の一番上の第四間の音 一番下の第一線もソの音になる)で1オクターヴ上げればB♭管のクラリネットで演奏が可能です。それができたら、2つ♯をつけて2度上げればいいと思いますと言われました。私は先生に、私が演奏する楽譜ができるまで時間がかかると思いますが、「夕星の歌」は必ず習いたいのでよろしくお願いしますと言いました。CDを聞いている時に先生から、Fさんはこの曲を歌われていたのではないですかと言われたので、フィッシャー=ディースカウと一緒にところどころ歌いました。最初の語り(レチタティーヴォ)の部分が歌いにくいので習うのはアリアのところからでいいかなと思いますが、せっかくなら最初からやろうかと思います。
本日も最初にホ短調の音階練習と分散和音をしました。それからシの替え指、ドシャープ、レシャープが出て来るホ短調のExerciseをしました。私がCDのBGMに合わせて演奏したいと言ったので、先生は掛けて下さいましたが、最初からうまく合わせることができなかったので、そのあとはBGMなしで前半部分を吹きました。先生は、姿勢を正しくしてクラリネットを吹けばより大きな音が出ますし変な音が出ることもありません。まずは姿勢を正しくしてから演奏を始めてくださいと言われました。それでも大分吹けるようになったので、次回こそレッスンでBGMに合わせて吹けるよう、STUDIOでの練習をみっちりしておこうと思いました。