本日も Warming Upで低いミから2オクターブ高いドの音出しをしました
が、みなさんほとんど苦もなく1オクターブ高いラより高い音も出せるよう
になられていました。これなら2オクターブ高いドの音が3回出て来る
アメージンググレースもみんなで吹けるだろうなと思いました。その後、
高いド・シャープの練習をしましたが、この音を出すには2つの方法があり
ます。どちらもすべての穴を塞いだ上でレジスターキーを押しますが、ひと
つはそれプラス2番と3番のキーを押し、もうひとつはそれプラスBのキーを
押します。前後の流れからどちらかを選択するわけですが、前者は両手の
小指を使うことから「両」、後者は右手の小指だけを使うことから「右」と
言われています。この「両」の時に2番のキーを押すのが難しく、苦し紛れ
に左小指の内側の腹で2番キーを押さえていると、先生はすぐにそれを見つ
けられ、指先で押さえられるようにして下さい。なぜなら、それができない
と、Cのキーを押さえることができないからと言われました。ほとんど使う
ことはないのですが、前後の流れで低いファや高いドを吹く時にCのキーを
押さえなければならなくなった時に困るので今から練習しておこうと思いま
した。先生は左手の小指を自由自在に動かして小指の先で素早く1番、2番
そしてCのキーを押さえられましたが、神業のように思われたのでした。
Exercise9では「右」でよかったので問題はなかったのですが、「両」で
吹くようにと言われたら、とても吹けなかったように思います。
次に半音階(一部)を素早く吹く練習と3つのパートに分かれて和音の練習
をした後、課題曲「聖者の行進」をしました。
本日は最初にパートごとに吹き、先生が注意点を指摘され、それを少し練習
するというかたちで進められました。サードのパートのBさんと私は最後でし
たが、苦手なところを先生のゆっくりしたピアノ伴奏で演奏しそれがなんとか
リズムに乗れたからか、その後に全員で3部合奏した際にもなんとか無事に
演奏することができました。先生が私に気を使って下さって、伴奏CDの
テンポを遅めにして下さったこともありましたが、「合格です」とのお言葉も
いただきました。本日はこれで終了となりましたが、私が次回はどこをする
のか尋ねたところ、先生は、次回は、テキストはChapter6に入り、練習曲は
アラウンド・ザ・ワールドをやりますと言われました。
帰りはBさんと一緒でしたが、レッスンの中でBさんは、レンタルの楽器で練習
して来たが楽器を購入したいと言われました。先生は相談に乗りますと言われて
いましたが、私もBさんに訊かれもしないのに、自分が使っているYCL-650も
いい音が出ますよ。将来的には、自分はクランポンのR-13がほしいのですが、
しばらくはYCL-650で頑張るつもりです。Bさんもそうされてはととても
お節介なことを言ってしまいました。