2023年10月3日
本日も最初はホ短調の音階練習をしました。ミから2オクターヴ高いミまで上がって、下がり、分散和音を吹くのですが、一度やった後、先生は、ロングトーンをしましょう。今度は2拍ずつ取って音階を上がってくださいと言われました。今日もシの替え指がうまく行きませんでした。いつもなら替え指のシがうまくいかないなぁで終わって次に行くのですが、今日の先生は、シの替え指がうまく鳴らないのは姿勢が悪いからですよと言われました。私は今まであまり意識しなかったのですが、確かに私の場合緊張して力が入ると背中が丸くなって、先生が言われる理想の角度43度からほど遠くなってしまいます。先生が言われる通りに正しい姿勢で吹くとシの替え指も問題なくいつもより澄んだ音で鳴りました。私が、今までずっと、右薬指が浮きあがるので音が鳴らないと思っていたのですが、そうではなく姿勢が悪いから鳴らなかったのですかと尋ねると先生は、今までずっと言って来たようにまず正しい姿勢にして43度くらいの角度でマウスピースに口を持って行く、そうすると息の巡りがうまく行くので音が鳴らないということは起きません。それは折に触れて言ったことですよと言われました。私は右薬指が浮くので鳴らない、きちんとキーを押さえることができれば鳴ると考えていたので、姿勢をきちんとすれば鳴ると言われたのは驚きでした。目から鱗が落ちたという感じでした。言い換えると、私が音が鳴らないと背中を丸めて焦って吹いていたので、音が出なかったということになります。私は思わず、数年前の発表会でやった、エーゲ海の真珠の最後のところは替え指のシばかりで、うまく吹けませんでした。今度、姿勢を正して吹いてみますと先生に言いました。その後、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番第1楽章からをしましたが、レッスン前の練習でしっかりメトロームに合わせて練習したので、前回よりずっといいですよと言われました。私が、CDの伴奏に合わせて吹いてみたいと言うと先生は、いいですよと言われました。私は、♩=80でメトロノームをお願いしたのですが、CDは108なのでついて行けるか不安です。それでもある程度は慣れでなんとかなると思いますので、しっかりと事前練習をしてレッスンに臨みたいと思いました。