2024年3月12日
本日はレッスン前に谷上先生と少し話をしました。私は年に4回東京阿佐ヶ谷の名曲喫茶ヴィオロンでLPレコードコンサートを開催しているのですが、3月に開催したLPレコードコンサートでお客さんが集まらず困ったのでそのことで先生に相談に乗ってもらいました。私は、3月3日に開催したレコードコンサートで4つのヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーン、シューマン、サン=サーンス(第3番)、シベリウスを聞いてもらったのですが、最後のシベリウスの時だけお客さんが10名になりましたが、最初から中ほどまではお客さんが一人しかおらず、この方はいつも最初から来てくださる方でその人がおられたので何とか始められたのですが、もしおられなかったら始められなかったところでした。お客さんはカラヤン、バックハウスなどの有名アーティストの特集の時たくさん来られるのですが、クーレンカンプのシューマンやグリュミオーのサン=サーンスには興味がないようです。私はヴィオロンのステレオ装置でいろいろな名演奏家の音の良い深みのある名演奏を聞いてほしいのですが、そこそこの音のグラモフォンのカラヤンのレコードばかりを聞いているのはどうかと思います。最後のハイフェッツのシベリウスでいっぺんにお客さんが増えたのでやはり有名アーティストでないと駄目なのかなと思いましたと言いました。先生は、当日は東京マラソンがありました。来てくださる方が少なかったのはそのせいでしょう。私の場合は共演する方とよく相談して演奏曲目を決めます。7月にもフラワーコンサートをする予定ですので、Fさんもまた来てくださいねと言われました。私は、ヴィオロンのマスターにどんな曲がいいか尋ねたことがないので一度訊いてみようかと思いました。
レッスンの最初に変イ長調の音階練習をしましたが、音階のところは問題なく行きましたが、分散和音のところで引っ掛かりました。それでも2回目には何とか吹けました。その後ところどころ先生が伴奏を入れながら、「月に寄せる歌」(ドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」から)を吹きました。先生によるとこの曲の伴奏はとても難しいそうで、伴奏していただくピアノの先生にまだ了解を得ていないそうです。それでも一部省略すれば演奏は可能のようです。「月に寄せる歌」は2番まであり、1番と2番のメロディは似ていますが微妙に違います。今日は2番の中ほどまで吹きましたが、2番の中ほどに替え指でもスムーズに吹けないところがあり、そこをどのように吹けばいいか先生に尋ねると先生は、テンポがゆっくりなので高いドの音を出している途中で右手の小指と左手の小指を入れ替えますと答えられました。その運指を3回ほどしたところでレッスンは終わりました。