2024年4月23日
本日はレッスンに入る前に先生と少し話をしました。3週間前にお貸ししたCDの感想を聞いたのですが、先生はやっぱりモーツァルトはいいですね。クラリネットの音域に近いヴィオラやチェロの方がヴァイオリンより好きです。一番古い録音のCDはやはりあまり音がよくないですねといった内容のことを言われました。私はクーレンカンプのシューマンのヴァイオリン協奏曲の演奏は聞きごたえがあるのかとか、グリュミオーのサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番の曲の内容やグリュミオーのヴァイオリンの音色などについて言っていただきたかったのですが、先生は突っ込んだコメントを控えられました。先生のご意見を参考にしたかったのですが、とにかくLPレコードコンサートではなるべく古い録音を避け聞きごたえがある演奏を取り上げようと思いました。
最初は変イ長調の音階練習をしました。無難に吹けたので、三度進行、和音もしました。先生は、音階練習などは一小節ずつを途切れ途切れで吹くのではなくてなるべく長く息継ぎをしないで吹くようにして美しく吹けるようにしてください。音階練習はそれができるようになりましたが、三度進行と和音も二小節息継ぎしないで吹けるくらいになってくださいと言われました。
5月7日に発表会で伴奏していただくピアノの岸本先生と音合わせをするのですが、その時にきちんと音が合わせられるようにある程度のレベルで吹けるようになっておかないといけません。それで今日のレッスンはいつも以上に谷上先生のご指導に力が入っていました。前々回のレッスンで前奏のところのオーボエとクラリネットのソロを入れることが決まりましたが、それを入れた楽譜(♯を2つ付け二度上げたものを私がfinaleに入力したもの)で練習するのは初めてでした。何度か先生のピアノ伴奏に合わせて吹いて前奏のところは合格となりましたが、前奏の合間に入れるのでタイミングを取るのが極めて難しいと思いました。「月に寄せる歌」(ドヴォルザーク歌劇「ルサルカ」から)は最初オーケストラの前奏が5小節入り、次にハープの独奏が3小節、オーボエの独奏が4小節、クラリネットの独奏が5小節入り、またオーケストラの前奏が5小節入りその後歌の部分に入ります。私は歌の部分以外に前奏のオーボエとクラリネットのところも演奏するのですが、ハープの独奏3小節が入った後オーボエとクラリネットの独奏のところを演奏して5小節オーケストラが演奏してから歌の部分に入るということで2つの関門があり上手く入られるか少し心配です。岸本先生はオーケストラの部分をすべて引き受けられますが、どこを削ってどこを生かすか音合わせで谷上先生と相談して決められます。音合わせでは多分その辺りのところをみっちり練習することになると思います。その後谷上先生のピアノ伴奏で最後まで通して演奏して本日のレッスンは終わりました。